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「A、少し話があるから・・・ええか。」
稲荷崎でのミーティングの後、信介くんに止められた。
『信介くん・・・うん、分かった。』
私も、いい加減はっきりさせたい。今後のこと。
そしてこの場に集まっている部員全員に向かって、信介くんは言う。
「・・・お前ら、このままAがいなくなってええんか。あかんやろ。強くなるためにAが必要なんちゃうんか。」
『え・・・?』
信介くん・・・もう私はそんな言葉、今更みんなに求めないよ。
『信介くん、私、もう・・・』
そのとき口を挟んだのは、侑だった。
「A、聞け。Aは、俺らの大切なマネージャーなんや。それはほんまやから、もうどこにも行くな。なあ、いい加減分かってくれへんの。」
そんな苦しそうな表情で言うの・・・やめてよ。
『っ・・・大切?なに、言ってるの。』
・・・本当、意味が分からない。
侑の口から出たその言葉、私が簡単に信じると思う?
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水無月のぞみ - 私的には音駒か梟谷に行って欲しかった! (12月1日 16時) (レス) id: ba8b16685c (このIDを非表示/違反報告)
クリームうんちょ - すごく心残りがないお話でスッキリしました!!!!!お疲れ様です!!良い作品でした!! (2022年1月5日 15時) (レス) @page31 id: 64d596bd65 (このIDを非表示/違反報告)
inno - 完結おめでとうございます (2020年6月20日 21時) (レス) id: 637a950f3e (このIDを非表示/違反報告)
猫 - 以前読ませて頂いたのですがとても素敵でした!更新待ってます! (2020年6月12日 23時) (レス) id: 96098a2a12 (このIDを非表示/違反報告)
inno - 白布くんかっこいい (2020年6月12日 21時) (レス) id: 637a950f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小林 | 作成日時:2020年6月4日 19時