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Aside



その後は大地さんに前、月島に後を歩いてもらいながら体育館に入った









体育館では、すでに来ていた梟谷の人たちが練習をしていた









「おぉー!!烏野!来たか!」

「木兎さん!!」

「よぉ日向ぁー!!」





二人はさっそくハイタッチをしてダンスを踊っている









…なんでこんなにも騒がしい人が多いのか…








とりあえずドリンクを飲んでいる赤葦のもとへ向かう








『あかあし』

「ああ、Aさん、久しぶり」

『お疲れ、木兎の調子どう?』

「見ての通り絶好調、見つかる前に隠れといた方がいいと思う」

『わかった』









赤葦は研磨みたいに落ち着いていて、一緒にいて疲れない









国見にも会いに行きたいけど及川さんいるから今は無理か…









残念に思いながら烏野の方へ戻ると、月島が壁際に座っていたので、適当にそこらへんに座る









「…あ、先輩、どこ行ってたんですか」


『赤葦のとこ』


「赤葦さん…ですか」









そう呟いて遠くを見つめる月島









月島も赤葦同様、静かなので近くにいても疲れない









「あぁ!A!ツッキー!ヘイヘイヘーイ!!!」







「…うわ、」

『…』









チラッと赤葦の方を見ると、顔の前で手を合わせてごめんのポーズ









「ツッキー、ブロックうまくなったかぁ!?」


「…どうでしょうね」


「相変わらず冷たいなぁ!」









この場はとりあえず月島に任せようと思い静かに移動しようとすると、手を掴まれて止められた









「オイオイAー!逃さねーぞ!」

「…え」

『木兎さん離してください』

「やっぱお前赤葦みてぇだなぁ!!」









そのまま梟谷の方へ連れて行かれる



途中で月島を見てもポカーンとして突っ立ったままだった









…結局また梟谷ゾーンに来てしまった

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作者名:ぷぷ | 作成日時:2020年5月26日 21時

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