黒尾鉄朗の一目惚れ ページ2
黒尾side
去年の昔話からはいるのもどうかと思ったけど
聞いてほしい。
去年の4月頃
俺はその日。
部活動勧誘とやらで学校に来ていた
研磨とは、小さい頃から仲が良く親同士もめちゃんこ仲良すぎだったため
俺は研磨を勧誘しに新一年の群れの中に入って行った
「おっと、すみません」
『あ、こちらこそすみませんでした』
誰やあの子。マネに欲しい
その子とぶつかった瞬間
うわ、やべ、茶髪だし、ヤンキーだったらどしよ
とか思った自分にグーパンかましたい
「あ、けんまぁぁぁぁぁぁ!」
うわ。叫んだ瞬間こっち見たくせにあいつ知らねぇふりしやがった
「おい。研磨無視すんな恥ずいじゃねーか」
研磨「いや、恥ずかしいのこっちだし何。」
「もちろん。バレー部はいるよな?」
史上最強に嫌そうな顔を向けられた俺の心はズタボロ....
「ってかさ、研磨、茶髪でハーフ顔の女の子のこと知ってる?」
研磨「...知らない」
「いや、お前それ知ってんだろどー考えても」
研磨「瀬戸に何か用なの?伝えとくけど」
「..いっや。そーゆーわけじゃーないんだけどさ、どーゆー子なのかなって」
研磨「元ヤン」
「え。マジで」
研磨「よくは知らない噂」
「…噂かよ」
少しホッとした自分がいた
元ヤンだから関わりたくないとかそーゆーことではないけど。
元ヤンだったら不安になってたであろう自分は
何を怖がってるのだろう
自分でも分からない
研磨「話してみれば?案外いいやつだよ」
「話してみてぇけどさーくそナンパ野郎だって見られんじゃね??」
研磨「…まぁしょーがない」
「おい。そこは、フォローしてくれよ」
まぁ行ってみますか
とゆーか。堂々と校舎の壁に寄りかかって携帯いじってまっせ
いいんすか、あれ。
新入生でしょーに。
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作者名:汐音 | 作成日時:2019年4月7日 21時