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「……」
「……」
「……」
沈黙が私達を包み込む。さっきまで影山くんと私のやり取りにあわあわと狼狽えていた日向くんも、何故かとても真剣な顔をしていて。
もう、このまま帰ってしまってもいいだろうか。そんなことを思ってしまうような気まずい空気を壊すように、体育館の中から大きな咳払いが聞こえた。
「明日も朝練は7時からですよねー！？」
朝練。男子バレー部は朝練があるのか。
体育館の中から聞こえた声は男の人のもので、恐らく、男子バレー部の先輩だろうと思った。
「明日……」
影山くんは、静かに口を開いた。
「朝5時。お前も来い。」
朝5時……？お前も……？どういう、意味だろう。
「遅刻すんなよ。」
「オメーだよ。」
私が理解するより先に、影山くんと日向くんは歩き出してしまった。
「え、……え！？ちょっと……！！」
「こいつのクソレシーブをなんとかする。
お前も付き合え。」
こいつ、とは日向くんのことだろうか。
慌てて追いかけるも、影山くんから伝えられるものは酷く端的で。
私たちはそのまま、なにか会話をする訳でもなく、帰路についたのだった。
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しおり(プロフ) - 夢主さん» ありがとうございます🥲あともう少しで完結なので楽しく書き進めたいと思います☺️ (2022年10月24日 8時) (
レス) id: e0e048fd48 (このIDを非表示/違反報告)
夢主(プロフ) - しおりさん» 笑笑ほんとに面白いです！めっちゃ今読みあさってます！ (2022年10月23日 22時) (レス) id: e4dd308597 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 夢主さん» はっ……どう、でしょう……？ (2022年10月23日 21時) (レス) @page1 id: 0e2f0640dd (このIDを非表示/違反報告)
夢主(プロフ) - ちゃんと小学バレーローテしてないって事理解してるあたりバレーしてますよね😎 (2022年10月23日 21時) (レス) @page1 id: e4dd308597 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおり | 作者ホームページ：http://nanos.jp/amakusa40/
作成日時：2021年8月24日 22時
