無 惨 様 の お 気 に 入 り

48話 ページ50

猗窩座｢なんだ、そんなことか｣

『そんなことって･･･』

童磨｢那谷蜘蛛山ってところだよ！｣

『なたぐも、やま？』

童磨｢うん！｣

『く、蜘蛛とかいるんですか･･･？』

猗窩座｢名前に蜘蛛があるからと言って蜘蛛が出るわけではないだろう｣

童磨｢でも、田舎みたいな所だし、山だし、出るには出るんじゃないか？｣

『ひっ･･･』

猗窩座｢まぁ、出たところで何も無いだろう？｣

『え』

童磨｢猗窩座殿！Aちゃんは女の子だぞ！女の子はそう言った類のものは苦手な子が多いんだよ！｣

猗窩座｢Aは蜘蛛が苦手なのか？｣

童磨｢無視！？｣

『あ、少し･･･だけ、苦手です･･･』

猗窩座｢蜘蛛くらい気にするな、殺してやる｣

『え』

童磨｢猗窩座殿ってば先から女の子の前で言っちゃいけない単語ばっかり言っているよ！？｣

猗窩座｢･･･難しいな、最近の女は｣

『』

童磨｢あ、猗窩座殿･･･｣

猗窩座｢なんだ｣

童磨｢･･･｣

猗窩座｢？？｣

童磨｢あ、そ、そうだ！何時集まろうか！｣

猗窩座｢あぁ、決まってなかったな、半刻後に集まろう｣

童磨｢了解したよ！Aちゃん！わかったかい？？｣

『は、はい･･･』

童磨｢ま、まぁ元気だして！｣

『ありがとうございます･･･笑それじゃ、また後で』

童磨｢あ、うん･･･｣

猗窩座｢？？｣

童磨｢はぁ･･･｣苦笑

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