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｢ねぇ、山口ぃ｣
｢ちょっとこのスクバ男子トイレに置いてきてよ｣
トイレから出てきた山口忠は、面倒なことに巻き込まれた、と自分のトイレを出たタイミングを恨んだ。
同じクラスの派手な人達が4、5人、明らかに自分達の物ではないスクールバッグを持っているだけで不自然なのに、それを男子トイレに置いて来いと言うのだ。
山口(なんか加担しちゃいけないやつな気がする…。どうしよう、ツッキーも待たせてるし)
山口｢あ…ごめんね、急いで部活行かなきゃいけないから｣
ちょっと愛想笑いをしてその場を逃げようとするも、彼女達が許す訳が無い。
｢はあ？ちょっと置いてくるだけでしょ？｣
｢そんなことも出来ないの？｣
逆らったらどうなるか、恐ろしい雰囲気。
こういうのが苦手な彼は、この雰囲気に耐えられなかった。
山口｢わかったよ…｣
＊ ＊ ＊
澤村｢モップがけ終わったかー？｣
田中｢もうちょっとです！大地さん！｣
澤村｢モップ片付けたやつから解散していいぞー｣
影山｢うおおおおおおおおおおお｣
日向｢ふおおおおおおおおおおお｣
日向と影山がモップを全力でかけている。
そんな様子を見た月島はすかさず茶化す。
月島｢叫ぶことしかできない単細胞｣
影山｢うるせえメガネノッポ｣
日向｢なんだと！単細胞は影山だろ！俺は単細胞じゃないぞ！｣
月島｢あれぇ、なんで小学生がここにいるの？｣
日向｢月島ぁあああああ！今日こそ本体を奪ってやる！！｣
谷地｢あのう、山口くん…｣
やけに神妙な顔をした谷地が、おずおずと山口に声を掛けた。
谷地｢筆箱をお家に置いてきてしまった不甲斐ない私に、シャーペン貸してくれないでしょうか｣
山口｢いいよー｣
谷地｢ありがとうございます！すみません！誠に申し訳ない！｣
そう言って谷地は、ペタンと土下座をする。
山口｢あわわわわ、シャーペンくらい大丈夫だから！土下座しなくていいから！なんかごめん！｣
２・３年｢大丈夫か１年……｣
ラッキーキャラ
日向翔陽
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中楯悠里(プロフ) - 梓さん» 米ありがとうございます！こんなに早く米来るとは思ってなかったので、ガチ嬉しいです涙 (2015年7月25日 12時) (
レス) id: 7520dae078 (このIDを非表示/違反報告)
梓 - あと、イラストうまいですね・・・！１０分とは思えないクオリティーです！！ (2015年7月25日 11時) (レス) id: ff932eb128 (このIDを非表示/違反報告)
梓 - 一話読んだだけで引き込まれました！！すごくいいと思います！これからも頑張ってください☆ (2015年7月25日 11時) (レス) id: ff932eb128 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：中楯悠里(×ｹﾞｰﾑにて改名) | 作成日時：2015年7月25日 11時
