烏野高校男子バレー部には男装女子がいるようで

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黒「いや、トサカさんはやめよう？」




「わかりました、黒尾さん。」




そういえば、クロオさんってこの人のことだったんだ・・・。




ってことはこの人主将なの⁉




音駒の主将はやっくんかと思ってた！




黒「いや、クロでいいしタメでいいよ。」




「いや、それは・・・。」




黒「言わないならバラしちゃうけど？」




「わ、わかった！」




黒「あ、そこに隠れてるのバレバレだよ。研磨。」




「⁉」




孤「知ってたの？」




黒「チラッと見えた。」




研磨に聞かれた⁉




孤「ねえ、今の話・・・。」




「じょ、冗談だよ？俺男だし・・・」




黒「いや、こいつは女だ。」




「く、クロ⁉」




なに言ってんの⁉




黒「聞かれたんなら変に隠さない方がいいだろ。」




「でも！」




研磨に嫌われたかも。せっかく仲良くなれたのに・・・。




孤「俺も、誰にも言わないから。」




「え？」




孤「別にこんなので嫌いになったりしないし。」




「よかったぁぁぁぁ・・・。嫌われたかと・・・。」




孤「ただ、」




「？」




孤「Aの本当の姿見たい。」




「本当の姿？」




黒「ああ、俺も見たい。」




孤「それ、ウィッグでしょ？」




「う、うん。」




孤「外したとこ、見たい。」




「うん、いいけど・・・。」

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