烏野高校男子バレー部には男装女子がいるようで

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そこには壁に寄り掛かったスガさんがいた




「す、スガさん！どうしたんっすか？」




菅「ちょっと来て・・・。」




「へっ⁉」




スガさんに引っ張られてきたところは




「空き部屋・・・？」




スガさんは真剣な顔をしてこう言った




菅「今から聞くことに正直に答えて？」




「は、はい。」




なんか嫌な予感が・・・。




菅「Aって、女子・・・？」




「へっ・・・？」




気づかれてた・・・？




「いや、何言ってんすか？俺、男ですよ？」




菅「だって、お風呂場で見たAはどう考えても男の体じゃなかったし。」




「・・・。」




菅「A、すごい焦ってるように見えたし。」




どうしよう。これ以上はごまかせない・・・！




菅「正直に言って？」




「・・・。」




「俺は・・・・・・女ですよ。」




菅「・・・やっぱり。」




「あの！誰にも言わないでください！お願いします・・・。」




菅「分かってる。なんか理由があってのことだろうし。」




「あ、ありがとうございます‼」




菅「俺、なんとなく気づいてたんだよね・・・。」




「え！そんなに分かりやすかったんですか⁉」




菅「んー、分かりやすかったっていうか、なんか・・・勘？」




スガさん鋭いな・・・




菅「まあ、俺にできることは協力するから頼ってね？」




「はい！ありがとうございます！」

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