ゲーマーの彼には彼女がいた。part２ (ページ14)

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芝やん「４８話です。あの、作者さん」作者『はい！何ざんしょ！』芝やん「表示…(´；ω；`)ｳｩｩ」作者『…ごめんなさい(罪悪感）』ページ14

(カタカタカタ‥‥

私の部屋に鳴り響く、キーボードをたたく音。

それプラス…

『あ、研磨！そこちゃう！！』

研磨「いいの。此処であってる」

『え！？違うよ！向こうに宝箱あった！！』

研磨「…」

『無言やめて！！』

オンライン上で通話しまくる私と研磨の声。

だってさ！研磨がさ！私の思ってたとこと違う場所にいくんだもん！

研磨「ねぇ、そっち敵いるよ」

『今、ぶっ倒してます！！』

研磨「ふふ、そう。頑張って」

なんだ、このヘッドホンから聞こえる研磨の吐息と声…

耳がさ、黄色の歓声あげてんよ？つか、エｒ((←わかってるから、ね？

研磨「ねえ」

『なに～？』

研磨「週末、時間ある？」

『部活もないし暇だよ～』

愛用のキャラと武器を携えどんどんと敵を倒していく。

そこで必殺の決め技。うん、今日も好調♪

研磨の問いに答えながら進めていく。

研磨「…」

『研磨～？無言どった？』

研磨「いや、その…外に出かけない？」

『…(バッタアアアアン！！！』

研磨「え、ちょ…何の音？」

研磨が…デートに誘ってくれたぁぁぁア！！？？

いつもは研磨んちでのんびりゲームして、お昼寝して～みたいな感じだったのに！

驚きすぎて椅子から落ちたわ‥‥

『いや、大丈夫…。でも、研磨』

研磨「なに？」

『どういった心境の変化？？』

研磨「失礼だね」

『サーセン』

研磨「たまには、Aの好きなところについていこうかなって思っただけだけど」

『…本物の研磨？』

研磨「なに、俺を偽物と思ってるの？」

『いや～そんなことはないけどさあ』

お話してても私たちのプレイ状況は変わらない。

話してても指を動かす。

研磨「…週末までに行きたいとこ、考えてて」

『…了解です』

研磨とのデートは、なにか起きそうな予感がする…

でもそれは…いいことのような気がする。

どんな服を着ていこうかな…？