二人の時の出来事。 ページ44
rd視点
md「ラダオクン…。」
そうみどりくんに、声をかけられた。
rd「みどりくん。ごめん。約束覚えてるのに嘘ついて。」
md「大丈夫ダヨ。知ッテタシ。」
そう答える、みどりくん。
md「ラダオクンガホントニ覚エテイナカッタラ悲シイカラ、俺ガ咲カセタ。」
この一言から、あの約束への必死さが感じられる。
それを感じるだけで俺は嬉しくなる。
md「ソレニシテモ、コノ場所デ桜ッテ懐カシイヨネ。」
rd「うん。懐かしい。だって思い出すだけで涙が出てくる。」
そういったとき、ふと、あることを思った。
信頼してるみどりくんだったらAのこと言ってよくね?
そう思った。
rd「みどりくん。大事な話があるんだけど。」
そういうと、すぐに反応するみどりくん。
rd「俺、今好きな人がいてさ。」
そういうと
md「エ?誰?」
とマジトーンで聞いてきた。
rd「え?A。」
そういうと、みどりくんは悲しい顔をしているけど、口では「なるほどー」って言っている。
md「デ、ナンデ俺ニ話シタノ?」
rd「それは一番信頼してるから。」
そういうと、嬉しそうな顔をしていた。
md「ジャア聞クケド、俺トAチャンダッタラドッチノホウガ好キ?」
えー?
そりゃ、Aだけどみどりくんを悲しませるわけには行けないしな。
rd「Aかなぁ。でもみどりくんも好きだよ。」
そういった。
傷付いてないといいんだけど。
md「ナルホドネ。マァ、本人ト他ノ人ニハ言ワナケレバイインデショ?」
あれ?話変わった?
rd「ま、まぁそうだね。」
もしかして傷付けた?
分からない。
md「ジャア、ミンナノトコ戻ロ。」
そう言って、さっきに、行ってしまった。
俺は、置いてかれないように、走って、みどりくんの前を歩いた。
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md視点
らだおくんから、好きな人の話をされた。
理由は、俺を信頼してるからだって。
嬉しい。
そして気になったから、
md「ジャア聞クケド、俺トAチャンダッタラドッチノホウガ好キ?」
こう聞いた。
少し悩んでかららだおくんは答えた。
rd「Aかなぁ。でもみどりくんも好きだよ。」
そう答えた。
いや、今嘘ついた。
ほんとは俺のことなんて好きじゃないでしょ。
最初から答えは決まってて、でも俺を悲しませないように考えたんでしょ?
俺は知ってるから。
俺は、らだおくんの後ろ泣きながら歩いた。
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楓生(プロフ) - リア充暗殺隊隊長のミドロさん» へへっ…!ありがとうございます!! (7月12日 23時) (レス) id: 17fdfdd6c0 (このIDを非表示/違反報告)
リア充暗殺隊隊長のミドロ - あ〜♪尊い☆ (7月12日 23時) (レス) id: 76e750bc9b (このIDを非表示/違反報告)
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