第9章 楽しいお花見 1 ページ39
あれから、みんな一人ひとり好きなことをして過ごしてるんだけど…
rd「コンちゃん。最近どうよ。」
cn「俺?最近は1日に3種類の仕事してるよ。しかも全部違うジャンルのね。」
rd「ほんと大変だよね。」
cn「大変だよ。らっだぁはどうよ。」
rd「俺も仕事めんどくさい。書類整理やら、何やらいろいろ。しかも最近結構でかい事件があって、それで今、今までで一番忙しいんだよな。あの上司、書類整理と提出全部俺に任せやがった。」
cn「えー。大変だなぁ。俺のとこも上司うるさいんだよね。」
rd「それはどこも同じでしょ。」
cn「確かに。」
世間話をしてる二人。
kyo「ほんまに桜綺麗やな。」
re「ねー。でもなんでこの季節に急に咲いたんだろう。」
kyo「なんでやろな。どりみー?」
md「ナニ?」
kyo「お前やろ。」
md「チ、違ウケド。」
kyo「こんなの出来るんお前しかおらんやん。」
md「マァ、俺ダケドネ。」
kyo「やっぱりな。」
お花見してる3人。
5人を、黙って見つめてる私。
私も何かしないといけない?
そう思っていると、
md「ゲホゲホ!」
と、急にみどりくんが咳込んだ。
え、大丈夫かな。
そう思い、みどりくんのところに駆け寄る。
『みどりくん大丈夫!?』
そう聞くと、
md「大丈夫。キョーサンノ煙草ノ煙吸ッチャッタダケダシ。」
そう言われた。
でも、それって体に悪くない?
しかも、煙吸うって、肺にその煙がたまることも考えられるのに。
『なんで大丈夫っていうの…?』
そう言った。
md「エ…?」
『体に少しでも害のある煙を吸って、大丈夫はおかしいと思うよ。しかも煙を吸うってことは、有害物質を体中に循環してるってことでしょ?これはさらに大丈夫じゃない。』
md「ソウダケド、デモ大丈夫ダッテ。寿命減ルダケダシ。」
なんでみどりくんは分かってくれないんだろう。
寿命が縮むだけでも悲しむ人が出ることを。
らだくん、きょーさん、レウさん、コンちゃん、私。
そして一番悲しむのは、
『みどりちゃんが悲しんじゃうじゃん。大切な妹なんでしょ?』
そう、みどりちゃん。
みどりくんがいなくなったら、毎日一人で、そして今のみどりくんと同じような扱いを受ける。
私なら、大事な妹がそういう状況になるなら、意地でも長生きをしようとする。
md「…!」
『家族が一番悲しむよ。それでもいいの?』
md「ダメ。」
『ならそんなこと言わないの。』
md「ゴメン。」
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楓生(プロフ) - リア充暗殺隊隊長のミドロさん» へへっ…!ありがとうございます!! (7月12日 23時) (レス) id: 17fdfdd6c0 (このIDを非表示/違反報告)
リア充暗殺隊隊長のミドロ - あ〜♪尊い☆ (7月12日 23時) (レス) id: 76e750bc9b (このIDを非表示/違反報告)
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