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A視点
一生懸命走り続けたら、鳥かごの端まで来た。
そして、鳥かごを見たとき1つの思った。
(あれ?これってこんなとこにあったっけ?もっと奥にあった気がする。)
そう思ったけど、気のせいだと思う。
そして、私は、ずっと試したかった。
この鳥かごでなぜ、私の両親が4んだかを。
そして、鳥かごに触れようとしてみる。
が、触れるギリギリで、植物みたいなものに遮られた。
つまり、
『みどりくん。なんの用事?』
みどりくんが来たということ。
md「ナンノ用事ジャナイヨ。その鳥カゴ、危ナイコト知ッテルデショ?」
『知ってるよ。でもね私は、今死なないといけないの。』
md「ナンデ?」
『私は、こんな世界に生きたくない。誰も愛してくれる人がいない世界なんて。』
md「ソレ、本当ニ言ッテル?」
『本当に言ってる。』
md「ソウ。デモ、ソンナコト言ッテ、後悔スルノハAチャンダヨ。」
『私は、後悔しない。』
md「ソウ。ジャア一ツダケ言ッテオクネ。死ンダラ、死ンダ人モ、周リノ人モ悲シムヨ。俺ハ、ソノ悲シミヲ知ッテイル。」
『私は、誰にも愛されていないから、悲しむのは私だけ。自分だけなら構わない。』
md「ラダオクン可哀想ダネ。」
そうみどりくんは、言った。
なんでそこで、彼の名前が出るのか、私は、理解できなかった。
md「ソレデ、戻ッテクル気ハ、ナイノ?「愛」ハ、コレカラデモ見ツケラレルヨ?」
確かに、死んでしまっては、そこで冒険は終わり。
でも、生きればまだ未来がある。
そう考えると、死なないで生きて、「愛」を探すのは、ありだ。
ここは、一旦、撤退してみよう。
そう思って、歩き出そうとしたとき、自分の右肘に少し、痛みが走った気がしたけど、気のせいだと思い、みどりくんの方に歩いていった。
md「戻ッテクルンダネ。マァ、スグ見ツカルト思ウヨ。「愛」。」
「愛」というものは、そんなにすぐには見つからない。
なぜなら、今までのものが「愛」ではないものなのだから。
まず「愛」とは、なんだろうか。
そう思ったとき、
「人は、好きとか、「愛」を感じてるものを守りたい。って、思うんだと思う。だから、私は、3人のことを守りたいって、ずっといたいって思うから、だから、そうだと思った。」
始めて会ったとき、すーちゃんが言っていたことを思い出した。
私が、守りたいと思うもの。
そんなの、決まってる。
私が守りたいのは、
らだくんだ。
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楓生(プロフ) - リア充暗殺隊隊長のミドロさん» へへっ…!ありがとうございます!! (7月12日 23時) (レス) id: 17fdfdd6c0 (このIDを非表示/違反報告)
リア充暗殺隊隊長のミドロ - あ〜♪尊い☆ (7月12日 23時) (レス) id: 76e750bc9b (このIDを非表示/違反報告)
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