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cn「ちょっ、みどりくん!!」

コンちゃんが流石にダメだと思ったのか、みどりくんを注意しようとする。

でも、それを書き消すように…

rd「うん…。最低だよな。自分で両親を殺したのに、事故で死んだとか嘘ついて、そして、大事な約束まで覚えられてなくて…。」

え…今…。

「大事な約束」って…。

rd「こんな…っ!こんな…俺で…ごめんなっ…!!」

そう言って、らだくんは、部屋を出ていった。

それを確認すると同時に…

『わたしっ…!わたしっ…!らだくんの役に立てなかったっ…!』

そう言い泣き出してしまった。

そんな私を、優しく慰めてくれたのは、

re「大丈夫。俺は、あいつのことひどい奴だとは思ってない。」

レウさんだった。

『大丈夫じゃ…っ!ない…っ!わたし…っ!知ってるのに…っ!』

cn「知ってるって何を?」

『らだくんと…みどりくんの…約束…。』

私がそう言うと、みどりくんが驚いた顔をしていた。

md「ナンデAチャンガ知ッテルノ?」

そう聞かれても、なんとも答えられない。

それでも、王女様に呼ばれたみんなに能力があって、私にないのは、おかしい!

多分これが私の能力。

『多分私の能力的なもので、伝わってきたのかな?』

kyo「なるほどな…。ん?ということは…。」

cn「Aちゃんそれ、誰から伝わってきたとかわかる?」

そう聞かれた私は、

『わかる。』

そう答えた。

md「誰カラ伝ワッテキタノ?」

そう聞かれる。

『それはね…らだくんからだと思う。』

re「そう言える理由は?」

『らだくんの表情と言い方が、過去話と一致しているから。』

そう答えると、全てが分かったのか、みんなが納得していた。

kyo「ということは、らっだぁは、分かってるのに、分からないフリをして、また自ら傷付きに行ったわけやな。」

きょーさんがそう、総括してくれた。

それを聞いてか、みどりくんがすごく悲しそうな顔をしていた。

そうだよね。

嫌われたかも知れないんだもんね。

cn「でも、らっだぁ帰ってくるかな?」

コンちゃんがそう言ったとき、私は、らだくんが部屋を出ていく前に言った言葉を思い出していた。

こんな、こんな、おれでごめんな。

自虐的な言葉がある。

なんだろう。すごく嫌な予感がする。

そう思ったとき、また、私の頭に1つの景色が流れてきた。

私は、その景色を見て、嫌な予感の正体がわかった。








『みんな…っ!早くしないと…らだくんが死んじゃう!』

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楓生(プロフ) - リア充暗殺隊隊長のミドロさん» へへっ…!ありがとうございます!! (7月12日 23時) (レス) id: 17fdfdd6c0 (このIDを非表示/違反報告)
リア充暗殺隊隊長のミドロ - あ〜♪尊い☆ (7月12日 23時) (レス) id: 76e750bc9b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:楓生 | 作者ホームページ:もっぴーきゃっと  
作成日時:2021年8月31日 2時

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