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第6章 青いニット帽の辛い記憶 1 ページ1

『ん…。』

そう、声を発し、目覚めた景色はいつもと違う。

なぜかって…?

そんなの昨日、人生初のお泊まり会ってやつをしたからだよ!

あ、落ち着け自分。

そう思って周りを見渡すと、

みんなまだ寝てるな。

てか、らだくんはどこにいるんだ?

見つからないんだけど。

そう思って後ろを振り向く。

振り向くと、縄で縛られたらだくんが…。

そういえば、昨日の夜縛られたんだった…。

そう、思い出したまま、じっと見つめてみる。

久しぶりにまじまじと顔を見るけど…。

『やっぱり、イケメンじゃん…。』

こんな人と居て良いのか、私…?

そう思う。

いやいや!!

わ、私には、らだくんを独りにさせないって義務があるんだ!!

だから、関係ない!!

てか、この状態でらだくんが起きたらどうしよう…。

からかわれる運命しか見えないんだけど。

これは、向きを戻さないと!!

そう思って、動き始めるが、時既に遅しでした。

rd「ん?」

らだくんが起きて、自然に目が合ってしまう…。

う、気まずい…

rd「なんでこっち見てるの〜?なに?俺がイケメン過ぎた?」

『いやぁ?そ、そんなことじゃないよ…。』

rd「じゃあ、俺が縛られてて、無様だなぁって、お似合いだなぁって思って見てた?」

『いや、違うけど。』

rd「ふふっ…。分かりやすいな。最初の方ね。」

私ってそんなに、嘘がバレやすいの?

rd「なるほどね。レウと同じか。嘘つけないの。」

『レウさんって、嘘つけないの?』

rd「嘘つけないというよりかは、嘘ついても分かりやすいんだよな。」

『へー。』

rd「ちなみに聞くけど、A嘘ついたことある?」

嘘、か…。

ついたこと…。

そう思い出すと、昨日のことを思い出した。

昨日そういえば、嘘ついたな。

ほんとは、らだくんが大好きでしょうがないのに、大嫌いって言ったこと。

だから、私は

『ついたことある。』

って答えることしかできない。

rd「あるんだ。ちなみに初めて嘘ついたのはいつ?」

なんで、いつかを聞いてくるんだろう?

でも、昨日初めて嘘をついた。

だから、

『昨日。』

と答えた。

rd「昨日か。なんか、昨日のいつかわかった気がするわ。」

てか、らだくんは嘘ついたことないのかな?

『じゃあ、らだくんは嘘ついたことないの?』

そう聞くと、すぐに

rd「あるよ。」

と、答えた。

『じゃあ、初めて嘘ついたのはいつ?』

そう聞いた。

rd「いつって、それは…」

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楓生(プロフ) - リア充暗殺隊隊長のミドロさん» へへっ…!ありがとうございます!! (7月12日 23時) (レス) id: 17fdfdd6c0 (このIDを非表示/違反報告)
リア充暗殺隊隊長のミドロ - あ〜♪尊い☆ (7月12日 23時) (レス) id: 76e750bc9b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:楓生 | 作者ホームページ:もっぴーきゃっと  
作成日時:2021年8月31日 2時

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