【可愛いΩと】審神者は首を晒さない【未熟なα】

Ωの世界とαの世界１ ページ23

あ「っは、ぁっ..」

今にも
崩れ落ちそうな足を

前に前に
必死に動かした。


_____ドロンっ


こ「さ、審神者様！どうされたんですか..！」

僕の真横に

白い煙をたてて出てきたこんのすけに

「なんでもないよ」と、返した。


こ「何でもないわけありません！
審神者様、汗が凄いですぞ..！？」

嫌だ

こんのすけの前で、こんなこと言いたくない。







.






_____発 情期が、来てしまった_____


そんなこと、言える訳ない


あ「っ、ごめん..部屋、っどこ」


目の前が霞んで見えて

鼻の奥がツンとした。


こ「へ、部屋ですか！
最上階...ですが」

「大丈夫ですか？」

と、とても心配そうにこんのすけが聞いてくるから

強がって

あ「っ、うん」

と返す事しか出来なかった。


あ「ごめ、ん..こん..のすけっ、カバン」

こ「わ、わかりました！持ってこればいいんですね！審神者様はここでお待ちください！」


息をつく間もなく
僕はすぐ近くの部屋に駆け込んだ。

こんのすけは、どうやら
僕のカバンをとりに行ってくれたらしい。


あ「ぅ..や、だ....」

遂に僕の目からは涙がとめどなく溢れてきた。

もう、やだ。
こんな体....




あ「っひ...ぅっ.....はぁ..っ」


部屋には

僕の気持ち悪い声だけが響いていた。



吐き気がしそうなほど

気持ち悪い。


僕も、僕の体も________









.









.









.









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？「辛いんでしょ....それ。」

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