四十一 ページ45
あなたside
？「アンタはなにがしたいんだ！！」
そんな怒号が
鼓膜を揺さぶった。
今まで、こんな風に誰かを怒らせ
ましてや怒鳴らせる事などなかった私に
初めての怒りは
とてもとても、耐え難いものになった。
？「...ふざけんなよ！」
彼の______和泉守様の目は
私の事を"敵"だと言っていた。
あ「なにが、ですか...」
刀剣男士の皆様の剣幕に
押し潰されそうな感覚がするも
私は必死に声を出した。
足の震えも
手の震えも
気づかないふりをして。
和「なにが、じゃねぇよ！
アンタはこいつを傷つけてなにがしてぇんだ！」
そう言って、和泉守様は
雪さんの前に立ちはだかった。
あ「だからっ、私はなにもしていないと..」
和「なにもしてねぇわけないだろ！」
なにをしたというのか、全く検討がつかず
何処かで
「もしかしたら知らぬところで雪さんを傷つけてしまったのではないか」
と、思い始めてしまっていた。
あ「私が、なにをしたというのですか」
有らぬ疑いはかけられたくない
皆様に嫌われてしまうのは
______とてもとても嫌だから。
和「しらばっくれるのも大概にしたらどうだ。
アンタが、こいつの部屋を荒らして
こいつの体を傷つけたんだろ...！」
語尾にいくにつれて
顔を険しくさせた和泉守様に
私はぐっ、と押し黙ってしまった。
その様子に
真実なのかとざわめきの声が聞こえた。
あ「違います...！
私は、なにもしてなどいません」
.
.
きっと信じてくれると
何処かで甘い期待を抱いていたのか
.
.
和「もう、テメェの顔なんて見たくねぇ。
今すぐここから出てけ...！
これからは雪が"俺達の審神者"だ」
私は、自身に向けれた言葉を
受け入れることが出来なかった。
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みりん←(プロフ) - 夜さん» 楽しんで頂けてなによりです！この小説を通して、なにか、見つけて頂ければと思います。更新、頑張りますね！！ (2018年1月23日 21時) (
レス) id: a780c8df64 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - すごく続き気になります！大切なものが無くなるつらさがとても心に響きました。これからの更新頑張ってください！ (2018年1月23日 2時) (レス) id: 7575b535e1 (このIDを非表示/違反報告)
みりん←(プロフ) - 和狐音さん» うわぁぁあ！ありがとうございます！お、面白いだなんて..！(号泣)そうですね汗こんのすけ全てって感じで進んじゃってますwこれから見習いは...ふふっ←取り敢えず面白くできるように頑張ります！ (2018年1月22日 15時) (レス) id: a780c8df64 (このIDを非表示/違反報告)
みりん←(プロフ) - アルファぺテロさん» そう言って頂けて嬉しいですっ、！！更新頑張ります(グッ) (2018年1月22日 15時) (レス) id: a780c8df64 (このIDを非表示/違反報告)
和狐音 - 凄く面白いです！…だけど主人公が辛いですね。唯一の支えはこんのすけですね。それに辞めるだなんて……刀剣男士達は後悔すべき！主人公の気持ちを理解すべき。見習いは罰するべき★←更新頑張って下さい！！ (2018年1月22日 3時) (レス) id: f7d3b5982d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みりん←
| 作成日時：2017年3月23日 1時
