四十 ページ44
こんのすけside
なぜかとても嫌な予感がした。
肩からA様の顔をちらりと見ると
青ざめた顔で
汗をダラダラかいていた。
そのお姿は
とても痛々しく、
胸が締め付けられる感じがしました。
.
声の元に着いた時
そこには刀剣男士の方々が
ぞろぞろと集まっていた。
こ「A様、大丈夫ですか...？」
自分を見捨てた刀剣男士が目の前に大勢いる中に
身を投じるのは至極勇気がいる行為。
私はA様が心配でならなかった。
あ「えぇ、大丈夫です。」
A様は私に笑いかけると
足を止め、真っ直ぐ目の前を見据えた。
そして、口を開いた。
あ「どうしたのですか。」
凛とした声が響くと同時に
その場にいた全振りが
一斉にA様を見つめた。
「なんでアイツが...」
「なにを今更。」
とちらほら
批難する声が聞こえてくる。
何故、こんなにも怪訝そうに見られているのかは
スグに分かった。
？「っふ...ぅ...ぁっ....酷いよぉ！」
あ「っ、！」
刀剣男士達の輪の中から出てきたのは
あ「雪、さん...」
泣きながら目を擦る見習いだった。
雪「なんで、そんな酷いことするのぉ！」
見習いはヅカヅカA様に歩み寄ると
_____ﾊﾟｼﾝｯ
真っ白く美しいA様の頬を叩いた。
あ「え、っ」
A様が後ろに蹌踉けると
私もバランスが取れなくなり
すたっと床に着地したあと
こ「A様っ！大丈夫ですか！？」
A様の足元に擦り寄った。
雪「私っ、なにもしてないのにぃっ！」
見習いは
意味のわからないことを言っていた。
あ「なにを、言ってるんですか...
私は、なにもしていませんっ！」
A様がそう言うと
？「ふざけんなよ！」
誰かの怒鳴り声が
本丸中に響き渡った。
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みりん←(プロフ) - 夜さん» 楽しんで頂けてなによりです！この小説を通して、なにか、見つけて頂ければと思います。更新、頑張りますね！！ (2018年1月23日 21時) (
レス) id: a780c8df64 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - すごく続き気になります！大切なものが無くなるつらさがとても心に響きました。これからの更新頑張ってください！ (2018年1月23日 2時) (レス) id: 7575b535e1 (このIDを非表示/違反報告)
みりん←(プロフ) - 和狐音さん» うわぁぁあ！ありがとうございます！お、面白いだなんて..！(号泣)そうですね汗こんのすけ全てって感じで進んじゃってますwこれから見習いは...ふふっ←取り敢えず面白くできるように頑張ります！ (2018年1月22日 15時) (レス) id: a780c8df64 (このIDを非表示/違反報告)
みりん←(プロフ) - アルファぺテロさん» そう言って頂けて嬉しいですっ、！！更新頑張ります(グッ) (2018年1月22日 15時) (レス) id: a780c8df64 (このIDを非表示/違反報告)
和狐音 - 凄く面白いです！…だけど主人公が辛いですね。唯一の支えはこんのすけですね。それに辞めるだなんて……刀剣男士達は後悔すべき！主人公の気持ちを理解すべき。見習いは罰するべき★←更新頑張って下さい！！ (2018年1月22日 3時) (レス) id: f7d3b5982d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みりん←
| 作成日時：2017年3月23日 1時
