後悔した３８ ページ44
引き続きNOside
あ「....」
薬「........」
なんとも言えぬような、
そんな空気が
ふたりの間に流れた。
あ「...ん"んっ」
Aは、なにか模索するかのように.....
薬研を、伺うように
一つ咳払いをした。
その結果
薬「なんだ、大将...大丈夫か？」
あ「あ、おう」
薬研と言葉を交えることは出来たのだが
それだけで、会話は終了した。
呆気ないフィナーレとでも言っておこう。
両者沈黙を破ることなく
ただもじもじするAと
気まづそうに庭を眺める薬研。
しかし、遂に耐えきれなくなったのか_____
.
あ「えっと、あのー...薬研、さん？」
Aが、口を開いた。
薬「なんだ？今更改まって」
薬研は可笑しそうに笑うと
少しだけ
頬を桃色に染めた。
あ「いや、特になんもないんだけど..
その、ありがとな。」
薬「ははっ、こりゃあ驚いた。
大将から礼を言われるなんてな！
でも、なんだ、
俺っちは何もしてないさ。
してもらったのは、俺っちの方だ」
.
笑った。
薬研は、笑った。
それはとても幸せそうに、嬉しそうに。
淡い紫色の目を
細めながら。
そして、
その笑顔は、Aの心を
溶かす熱となった。
Aは
じわっと暖かくなる胸を抑えながら
あ「ありがとう、本当にありがとう。
薬研は俺の一番の刀だな」
照れくさそうに
そう言って笑った。
.
救われたのだと、
俺は、薬研の笑顔に救われたのだのだと...
そんな想いを込めながら
あ「薬研、いや....薬研藤四郎
.
＿＿＿＿初めまして。」
Aはポスっと、薬研の頭を撫でた。
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みりん←(プロフ) - ひまわりさん» そんなっ、そんなことないですッ!!文才は自他ともに認めるミジンコレベルなんで！！！そんなに褒めていただけるなんて...嬉しすぎます(泣)本当にありがとうございます！もう滅茶苦茶頑張ります!!!! (2019年7月26日 10時) (
レス) id: a780c8df64 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり - 文才の塊ですか!？一つ一つの情景がその都度頭に浮かんできて本当にすごいです！！素晴らしすぎてスクロールするたびにぞくぞくするくらいほんと好きです！応援しています！頑張ってください！ (2019年7月26日 2時) (レス) id: cb9667eabc (このIDを非表示/違反報告)
みりん←(プロフ) - ゆきさん» コメントありがとうございます！夢主くんが幸せになれるように頑張りますねっ！！ (2018年2月6日 23時) (レス) id: a780c8df64 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - めっちゃ泣きました！夢主君も幸せになって欲しいです… (2018年2月5日 21時) (レス) id: 426404e208 (このIDを非表示/違反報告)
みりん←(プロフ) - love龍さん» ありがとうございます、そう言っていただけてとても嬉しいです！ティッシュ１０箱献上致しますね...((はい！後編でも頑張ります！ (2017年12月28日 10時) (レス) id: a780c8df64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みりん←
| 作成日時：2017年7月21日 20時
