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教室の隅っこ。

落書きだらけの机にポツンと置かれた花瓶には何本もの菊が生けられている。

周りはクスクスと笑っている。

先生は見ないフリをして授業を進めている。

何故こんな事をされなくてはならないのだろう。

俺は何も言えず、俯いて笑い声が聞こえないように耳を塞ぐ事しかできなかった。

頭痛がして、全てがモノクロのように見えた。

�侠�



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作者名：灰色 | 作成日時：2022年9月5日 23時

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