第十二話 ページ13
貴方side
はぁ……。
おっと。みなさんごめんなさい
最初っからため息はダメだよね
でもね?聞いて?
今「ロメオ」の雑誌の撮影中なんだけど……
勇次郎と愛蔵とずっとくっついてるの!
かれこれ1時間以上経ってるよ?
二人ともすごいかっこいいし、
心臓持たないよ……
あ、
プ「OK!お疲れ様。終わりだよ」
貴/勇/愛「お疲れ様でした!」
なんだかんだで楽しかったなー!
あ、もうこんな時間。
貴「疲れた!そろそろ帰らなきゃ」
勇「そうだね。帰ろっか」
愛「あ、俺も一緒に帰る。いいだろ?」
勇「え、いy」
貴「もちろん!三人で帰ろ!」
勇「(はぁ……)」
このメンバーで帰るのは、新鮮でとっても楽しい。
楽しいんだけど……
勇「なんで愛蔵付いてきたわけ?」
愛「うっせーな。俺もこっち方面なんだよ」
勇「そんなにAと帰りたいの?」
愛「その言葉、そっくりそのままお前に返すわ」
バチバチ
なんで争ってんの?
おまけに私の手は、左は勇次郎、右は愛蔵に繋がれている
ホントなにしてんの?
っていうか、今までは勇次郎に手繋がれても何とも思わなかったのに、
今はなんか、ドキドキする
勇次郎に気付かれてないよね?
それに、今まで全然気付かなかったけど
私と同じくらいだった勇次郎の手は
いつの間にか、私よりずいぶん大きくなっていた
「男の人」って感じで、安心する一方で
なんだか、勇次郎が遠くに離れていってしまうような
そんな漠然とした不安も感じた
ねぇ、勇次郎。
この手、ずっと握っていてくれるよね?
そこまで考えて、私はようやく気が付いた
____私、勇次郎が好きなんだ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
みなさんこんにちは!
夢主ちゃん、やっと自分の恋に気付きましたね!
おめでとう!
さて、ここでみなさんにお礼を言いたいと思います
この小説を読んでくださる方、
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ありがとうございます!
とても励みになります
これからも「幼馴染は難しい」をよろしくお願いします
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はっぴい☆ - コメントを書こうと思っていても書けずに早3ヶ月がたっていました。 月紀乃さんの書くキスシーン大好きです! 主人公の設定にもこだわりがあって読みごたえがあります!! 次の作品すごく楽しみに待っています! ファイトです! (2018年4月6日 9時) (レス) id: 68b3d0d765 (このIDを非表示/違反報告)
月紀乃(プロフ) - 月紀乃です!コメントありがとうございます♪とても励みになります (2017年12月22日 21時) (レス) id: 272eb1376a (このIDを非表示/違反報告)
澪羽 - 続きが気になります!更新ガンバです!応援してます。 (2017年12月21日 21時) (レス) id: c0d770212f (このIDを非表示/違反報告)
光 - すごくいいです! これからも見ていきたいと思います! (2017年12月15日 19時) (レス) id: d82a3e43a2 (このIDを非表示/違反報告)
自由 - めっちゃいいです!更新頑張ってください!! (2017年12月14日 22時) (レス) id: c0d770212f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月紀乃 | 作成日時:2017年12月8日 20時