運勢最悪の日3 ページ38
山を降りて街へ出る。
玉藻前が最近勝手に具現化してでかけるようになった。なんでも俺を強くするためだとか……。
何をしているのか聞いてみたけど妖怪との締結に力を入れろとはぐらかされてしまった。
宛もなくフラフラしていると、1つの学校に帳が降りているのが見えた。誰かが任務中なのだろう。
あ、餓者髑髏のご飯。おこぼれぐらいの呪いぐらいいるだろ。
俺は餓者髑髏のご飯がてらに帳が下りている学校へむかった。
たどり着けば禍々しい呪いの力を感じるが、何とかなるだろうと学校へ侵入する。
すると、廊下の窓に虎杖の後ろ姿を見つける。
「虎杖?い、生きていたのか?!」
虎杖が生きていたことに驚くが、そういえば宿儺の生得領域に入ったことがあった時点で宿儺は死んでいない=虎杖は生きているということに気づいた。
「そうか……。いきていたんだな。」
ホッと心の荷が降りたきがした。
まただ。
この理解できない気持ちはなんなのだ。
俺は一息ついて気持ちを切り替える。
今はそんなことはどうでもいいだろ。とりあえず餓者髑髏を出しておこぼれを貰わないとな。
と思っていたが、おこぼれの呪霊が見当たらない。
「いない……か。」
しかたない。虎杖に声をかけるか。
虎杖に一声かけていこうとしたとき
「君は何者かな?」
背後に気配を感じ直ぐに距離を開ける
坊さんの装いをし、頭部にツギハギのある男が立っていた。
「それはこっちのセリフ。」
「へぇ。君随分面白い力を持っているんだね。あぁ、安心して。戦う気はないよ。そうだね、でも君には着いてきてもらいたいかな。」
「丁重に断る」
「それは残念。」
目の前にいた男が消えたと認識したと同時に後頚部に鈍い痛みが走る
「しまっ……。」
俺は意識を失うと同時に地面に倒れる。
129人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紫陽花(プロフ) - 雪さん» ありがとうございます!読みにくかったり文章に変な点があればご指摘してください!応援のコメントとても心が温まりました。 (2020年12月20日 15時) (レス) id: 3b41d3a8b8 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 続き楽しみにしてます。(*^w^*) (2020年12月20日 11時) (レス) id: 736aad74b7 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - ぽんさん» ご指摘ありがとうございます。対応させていただきます。 (2020年12月19日 0時) (レス) id: 3b41d3a8b8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紫陽花 | 作成日時:2020年12月18日 22時