呪術廻戦/妖怪の為ならば『本編』

それぞれの思惑6 ページ32

ー玉藻前sideー

Aはココ最近任務やらなんやらの隙間時間をみつけては俺の事について調べているみたいだが、栗花落一族や俺に関する書物はあらかじめ灰にしている。しかしひとつも無いのは怪しすぎるかと思い、大して重要なことは書いていない書物は残しておいて正解だった。


百鬼夜行。
Aが全ての妖怪と締結し、最後に俺と王結することで目的が達成される。

1度は失敗したが、2度は失敗させない。

まずは確実に邪魔をしてくるであろう宿儺と五条をどうにかしないといけない。

この間のように眠ったところをAの意識だけ生得領域と呼ばれるところに入られては俺とてそこに入ることは出来なければどんな話をしていたのかも分からない。宿儺に要らないことを吹き込まれる前に対処せねばな。

次に五条とやらだ。俺の目的まではつきとめられはしないが、堪のいいやつだからな警戒したことに越したことはない。

さて、そろそろ動く必要があるか。

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