第126話 ページ37
五条side
海斗が行方を消して一日経過した。
最初はどうお説教しようかと思っていたが、伊地知から海斗の家が呪霊によって壊されたこと、家中に血痕があり、それは全て海斗の父親のものであったことを聞かされた。
海斗の親父を殺すことでメリットのある奴……
あの呪霊達か。
ななみんが出会ったと言っていたツギハギの呪霊、そして僕が祓い損ねた火山頭と木の呪霊。何を企んでいるかはわからないが、もし海斗の存在を知っているのであれば、祟り神状態にしたいことが目的なんだろう。
それとも……
海斗を手に入れたいが故に力づくに出た御三家か……。
どっちにしろ今はすぐにでも見つけ出して抱きしめてあげないときっと海斗は壊れてしまう。海斗が呪術師を始めたきっかけは父親の治療費。その父親が亡くなった海斗はなんのために呪術師を続けるのか？それとも呪術師を辞める？いや辞めるにしても上がそう簡単に納得はしないだろう。そうなれば海斗はなんの意味もなく呪術師を……。
まて
もし御三家がやったのだとしたら、なぜ海斗の親父を殺す必要がある？
祟り神状態は上にとっても好ましくない。それに、海斗には呪術師を続けて欲しいと思っているはずだ。
先祖返り
祟り神
呪術界の頂点
まさか……ね？
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紫陽花(プロフ) - なうねうさん» ご指摘ありがとうございます。対応させていただきます。 (2021年2月28日 20時) (
レス) id: 3b41d3a8b8 (このIDを非表示/違反報告)
なうねう - オ-リ-ジ-ナ-ル-フ-ラ-グ-が立っています。ルール違反ですので外してください。 (2021年2月28日 15時) (レス) id: 7dc0e72ef0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫陽花 | 作成日時：2021年2月27日 15時
