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第111話 ページ21

外出禁止4日目

昨日はあのまま高専に戻って、恵も俺も「またな!」「あぁ。」とだけ言葉を交わして別れた。今日の朝、恵になんて言えばいいか分からないが、会わないと行けない気がして会いに行ったが、生憎任務で出ていった後だったようだった。

「はぁ……。」

恵にあんな思いをさせていたなんて。
そうならないように気をつけていたのに。

「そろそろ外出禁止令解けねぇかな。」

「まだ4日目だよ?」

「うぉ?!」

廊下でボヤいていると、後ろからぬっと顔を出てた五条先生に驚く。

「ちょ、五条先生……。驚かすなって……。」

ゆっくりと振り返り、ド○○キと高鳴る心臓を落ち着かせる。

「恵とのお出かけ。どうだった?」

「どう?って……。めちゃくちゃ楽しかったぜ?」

「そっかー。うんうん。青春してるねぇ!ってことで海斗には今日1日僕についてきてもらいまーす!」

は?

「え?どういうこと?」

っていうことでの意味が理解出来ずにいれば、五条先生は「いいからいいから」と俺の手を掴んで歩き出した。

「五条先生、どこに行くんですか?!」

「ひみつー!」

だめだ。これは黙ってついていくしかないらしい。

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紫陽花(プロフ) - なうねうさん» ご指摘ありがとうございます。対応させていただきます。 (2021年2月28日 20時) (レス) id: 3b41d3a8b8 (このIDを非表示/違反報告)
なうねう - オ-リ-ジ-ナ-ル-フ-ラ-グ-が立っています。ルール違反ですので外してください。 (2021年2月28日 15時) (レス) id: 7dc0e72ef0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫陽花 | 作成日時:2021年2月27日 15時

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