エンリル、始動! ページ22
俺「なんではいらないんだよっ!」
今、四人で苦闘中。
組み立ててはいるが・・・本来ならば入るべき場所に部品が入らない。
カズ「というか手紙かなんかないのかよ・・・」
バン「えーっと・・・
・・・あったぞ。」
俺「とりあえず読んでみるか。」
「Aさんとバンへ
最近イロイロと暇だったから即効で仕上げたぞ。
ただ・・・やりすぎてしまってな。
中に直接衝撃を叩き込むかかなりの温度の熱を与えなければダメージが帳消しになってしまうんだよ。
だから・・・普通に制作しようとしても出来ないはずだ。
この『スルットトール』を使って組み立ててくれ。
そうすればかならず完成する。」
俺「ちゃんと研究してんの?
この人。」
カズ「奇遇だな。意見が合った。」
俺「そりゃあどーも」
カズ「それより・・・スルットトールって・・・ネーミングセンスなさすぎるだろ。」
俺「それ以前にそれを使わなきゃ作れない俺のLBXが強すぎる件」
皆「もう・・・何も言うまい・・・。」
それからそれから
俺「おっしゃぁ!」
バン「完成だぁ!」
カズ「以外に早く終わったな。」
アミ「良いじゃない、早く終わったんだから。」
俺「さてと・・・ウェポンを装備させて・・・と。」
アミ「変わったウェポンね。」
俺「?・・・あぁ、エンロジックって名前。」
エンロジックは鎌と槍が交ざったような形をしている。組み替えで剣にもなる代物。
エンリルだけが組み替えを可能とする。
刃の部分は黒にブラックメタルブルーの細い線が入っている。
持ち手はライトメタルブルー。
持ち手の一番下にはダイヤ形の真っ赤な飾りがついている。
魂を軽々狩っていくイメージでデザインした。
・・・ら、なんか可愛くなった。
俺「じゃあ・・・エンリル、起動!」
CCMの電源を入れて、エンリルを起動させる。
青い眼に鋭い光が灯る。
俺「動かしてみるね!」
皆「うん!」
↑
全くの初心者である事を完全に忘れ去っている皆
目指すは・・・夢の肩乗りLBX!!
テケテケ・・・ボテッ
バン「・・・(・∇・)」
カズ「・・・(・□・)」
アミ「・・・(・ω・)」
俺「・・・。
そういえば・・・俺、全くの初心者だったわ。」
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革ベルト
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作者名:白狐 | 作成日時:2012年12月29日 21時