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〇 ページ12
体育館に到着したが、そこには桜乃ちゃんの姿は見当たらなかった。
また、先輩の姿もなく告白大会が終わった後なのだと悟った。
「桜乃ちゃんが、とられる…」
ライバルが越前リョーマなだけでも強敵なのに増えてしまえば私の入るすべがなくなってしまうじゃないか。
不安に溺れていると後ろから声が聞こえる。
私の大好きな声だ。
「Aちゃん…何やってるの?」
「桜乃ちゃん!」
振り返ると笑顔で彼女は答えてくれた。
「Aちゃんのこと探してたんだから!」
「え、桜乃ちゃん告白は?」
桜乃ちゃんの頭にははてなのマークが浮かんでいる。「トイレ言ってただけだよ」と笑って言った。
なんでだろうと思ったがそんなの関係ない、ただ桜乃ちゃんが無事だっただけ良かったことにしよう。
「じゃ、お昼にしよう!」
そう言い、手を繋ぎ体育館を出ていく。
なんで菊丸先輩は嘘をついたのだろうか。
「ま、いっか!」
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作者名:みみみみみ | 作成日時:2019年4月3日 22時