ぷよぷよ＊赤い糸＊

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アール「その能力が使える人たちを『能力者』って言うんだよ。」


A「能力者…。」


アール「そ！Aの場合は、人のオーラや魔法の種類などを人の体を見ただけで分析できる能力 者を『分析能力者』って言うのよ。私の場合は、未来を見ることが出来る『予知能力者』 が居るのよ。」


A「此処の地域の方々は、魔導師のほかに能力者もいるんですね。」


アール「そうよ！他にも、もの探しの能力者や私とは、真逆の過去が見える能力者他にもたくさん いっぱい居るのよ。」


A「と言うことは、強い能力者が居るってことなんですか？」


アール「どうして、そう思うの？」


A「魔導師にもさまざまに強い人が必ず居ると思ったから。」


アール「確かに、その考えは、あっているよ。」


A「誰なの？」


アール「死の能力者。」


A「死の能力者…。」


アール「本当は、存在をしては、いけないのよ。それに目を合わせたり触れたりするだけで死んで しまうのよ。それにかなり強い…。しかも、噂によるとこの学校に居るかもしれないの よ。」

A「そんな危険な人がここに居ていいんですか！？」


アール「私も、分かんないよ。ここの入学には、特別に能力者の試験なんてしていないから…。私 のこの能力役に立つのかな…。」


A「どうして、そんな風に…。」


アール「未来の能力を持つと、街に出た時に人を見ただけで人が死ぬのが分かってしまうのよ。」


A「そんな…。」


アール「『あの人は、事故で死ぬ』、『あの人は、あの人に殺されてしまう』そういうのが、分かるのが、嫌なのよ…。」


A「いらない能力なんてないよ。」


アール「そうかな。」


A「逆に羨ましいよ。未来が見えるなんて。素晴らしい事じゃない！」

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