孤独。【チェンソーマン】 (ページ25)

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そしてとうとうコベニちゃんがべそをかきはじめた

荒「こっ…コベニちゃん！気張れ！デビルハンターやって兄を大学に行かせたいんだろう！？」

東「半分無理矢理なんです…

　親が優秀な兄だけは大学に行かせたいってからって私に働かせたんですぅ〜…
　風俗かデビルハンターしか選択肢がなかったんですぅ〜！

　私も大学行きたかったんですう〜！！でもここで死んじゃうんですう〜！！」

鼻水・涙・涎を垂らしながら顔をぐちゃぐちゃにして泣き出すコベニちゃんお顔を見てパワーはゲラゲラと笑い始めた

パ「がはっ…！ガハハハハハハ！！！その顔…！ガハハハハハハ！！」

『くふっ…っふ…！ふふっ…！』

笑っちゃいけないのは分かってる
分かってるけどどうしても笑わずにはいられない

荒「貴様ア〜…！！笑うな！！」

姫「コベニちゃん…悪魔は恐怖が大好物だからね〜怖がってたら相手の思う壺だよ〜」

東「でも恐いんですう〜！」

笑いを堪えていると、アキが変なのに気づいた

『アキ、どうしたの？』

早「…さっきから時計の針が８時１８分で止まってる。どの部屋もそうだった

　この８階だけ悪魔の力で時間が止まっている可能性がある
　
　その場合助けは来ないかもな」

『え〜…まぁ、アキと一緒だったら何でもいいけど』

デ「すげぇ！じゃあ寝放題じゃねぇか！」

荒「馬鹿か貴様は…俺たちは永遠にここに閉じ込められるかもしれないんだぞ…」

デ「そうなるかもしれねーしならないかもしれねーだろ？分かったら起こして

　こんないいベッドがあんだ、寝なきゃ損だね
　俺ァ悪魔に感謝して眠るぜ…」

そう言い残し、すぅ…と眠りについたデンジ

早「寝た…」

『寝たね…』

デンジが寝た後、何か食べれるものがないか探した

『…お？いいもの発見』

宿泊客が置いていった荷物の中に少しの食料が入っていた

水と電気はきちんと使えることが分かった

コベニちゃんは気がおかしくなってトイレの水を飲もうとしたから姫ちゃんが殴って気絶させた

アキはずっと悪魔を探してる

そして、荒井は最初こそアキを手伝ってたけど今は状況に怖がって部屋に閉じこもってる

そして私はアキと一緒に悪魔を探している

『…うわぁ』

早「…マジか」

見つけたのは、でっかくなったさっき殺したはずの悪魔だった

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