孤独。【チェンソーマン】 (ページ16)

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早「マキマさんに呼ばれたから本部行くぞ」

『ナンカチョットお腹痛いナー』

早「嘘ついても無駄だ。すぐに終わると行っていた」

家帰ったらマシュマロ買ってやる、と言われた

渋々制服に着替えて家を出た

早「もう太陽大丈夫なんだな」

『うん、死ぬかと思ったけどね』

あのサングラスは私の寝室に大事に保管している

『ねぇ、何で呼ばれたの？』

早「新人が入ってくるから紹介したいって」

『へぇ…すぐ死にそうだと嫌だね』

早「大体がすぐ死ぬかすぐ辞めるかの二択だろ」

『それもそうだ。公安入ってすぐ辞めるぐらいなら民間入ったほうが良いのに』

早「すぐ辞める奴は大体給料目当てだ」

『人間って愚かだねぇ』

早「そう言えばAは魔人だったな」

『忘れてた？』

早「まぁな」

まぁ、しょうがないよね

東京本部についた

アキの後ろにピッタリとくっついてマキマのいる部屋に入ると、金髪の人が居た

マ「彼の名前は早川アキ。デンジ君より三年先輩
　その横にいるのが魔人のAちゃん。デンジ君より一年先輩

　今日は早川くんについていきな」

え、私は？

マ「Aちゃんは２人が帰ってくるまで私と一緒にお留守番しようね」

『嫌だ』

マ「大きなマシュマロもいっぱいあるよ」

『……マシュマロは食べる。マキマとは話さない』

マ「残念だな」

マキマは怖い

デ「…俺、マキマさんと一緒に仕事すんじゃないんスか？」

早「そんなわけないだろ。お前とマキマさんとでは格が違う。見回り行くぞ

　 Aは良い子に待っとけよ」

『早く帰ってきてね、気をつけて』

デ「ヤダー！マキマさぁーん！！」

この前スーパーのお菓子コーナーでみた駄々捏ねる小さい子供みたい

マ「君の働きぶりが良ければ一緒に仕事できるよ。だから頑張ってね」

２人は扉の奥に消えていった

バタン、と扉が閉まりいよいよマキマと２人だけになってしまった

マ「さ、マシュマロ食べようか。いっぱいあるよ、どれが良いかな？」

マキマは沢山の種類のマシュマロの入った箱をずい、と私の前に差し出した

『…これ』

マ「これね。はい、どうぞ」

マシュマロを受け取り、すぐに部屋の隅に移動する

マキマを睨みながらマシュマロを食べる私をマキマはニコニコしながら見つめる

マ「美味しい？」

『…ん』

マ「良かった。他にもいっぱいあるからね」

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