20.お兄ちゃんの場合 ページ20
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『A〜〜』
私のお兄ちゃんは極度のシスコンだ。
「なんでここにいるの？」
それがコンプレックスだった私は、大学に進学すると同時に上京。晴れて一人暮らしとなり、のびのびと穏やかな生活を送っていたはず、だった。
『実は仕事の関係で、しばらくこっちに住むことになってん』
「……嘘でしょ？」
『これで寂しくないな！』
屈託のない笑顔のお兄ちゃんを前に、愕然と肩を落とす。嬉しそうに私が入れたコーヒーを飲む姿にため息が出た。
突然私の家に押しかけたと思うと、『ホテルが見つかるまでの間泊めてほしい』とまで言ってきた。
「ホテルがないならテントでも買えば？」
『ん？キャンプかな？』
お兄ちゃんが家に来たという衝撃から、思わず彼氏に連絡を入れた。
“ごめん、しばらく会えないかも”
お兄ちゃんと彼氏が会えば、面倒なことになることしか想像つかない。
「仕方ないから妥協するけど、お兄ちゃんは廊下で寝てね」
『まって？今何を妥協したん？』
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ふーか。(プロフ) - はい！頑張ってください！ (2019年11月2日 6時) (
レス) id: 2aef7cd3bd (このIDを非表示/違反報告)
@ - ふーか。さん» 嬉しいです！頑張ります！ (2019年11月2日 2時) (レス) id: f6b0b6d443 (このIDを非表示/違反報告)
ふーか。(プロフ) - 濱田さんのも良いですね。 次回が楽しみです。待ってます。 (2019年10月28日 6時) (レス) id: 2aef7cd3bd (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2019年10月22日 19時
