そんなあなただから好きなんです。2 【generations】

もう最後だから【片寄涼太】 ページ36

俺の彼女は2つ上の教師です。

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とまぁ教師って言っても音楽教師で


歌を歌うときは綺麗な音色でクラス全員を虜にさせるような声。


俺とAはもともと家が隣同士で幼馴染。


俺は小さい時からAの声を聴いている。


俺はそんなAの声に惚れたんだ。


「ねぇA、好きなんですけど」



『えぇ！？…私も』

こうして俺たちはカレカノになった。


でもクラスメイト、もちろん他の教師にも秘密。



俺たちだけの秘密っていいね。


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放課後


「Aー。」


『こ、こら！涼太！学校では白石先生でしょ？』


「はーい」



怒ってるけど実は嬉しいくせに。



『もう卒業したんだね。あなたも明日から社会人か。どうするの？これから』



「俺はずっとAのそばにいる。会社はね、音楽関係のしごとがしたい。」


『そっか。私と同じ感じだね！うふふ』



まだこれはAに言わないほうがいいかな。

合格したら言おうかな。



明日は大事なオーディション。




涼太がこのオーディションに合格するのはまだ誰も知らない。









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HIRO「GENERATIONSのメンバーを紹介します！！



白濱亜嵐！


佐野玲於！


小森隼！


関口メンディー！


中務裕太！


数原龍友！









片寄涼太！」







『おめでとう、涼太』

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