そんなあなただから好きなんです。2 【generations】

隣のクラスの君3 ページ31

あなたside



「A〜！隼くんが呼んでるよ〜」





隼が？






えっ。ちょっ待って。心の準備が。





『どうしたの？隼』






呼びすてでも…いい…よね？





「Aに言いたいことあるから放課後屋上でね」





よ、呼びすて！？


『あーうん！』





ドキドキする。





_________________________





屋上にて




「ごめんね、急に呼び出したりして」





『ううん！いいの！それで？話って？』




「俺さ、長年片思いしてる人がいるんだ。その人に今から伝えにいく」






えっ。




隼に好きな人…




「大好きです。俺と付き合ってください。」








えっ。




わ、私？




『うぅ。やっと叶った〜っ。うちだって長年片思いしてる人がいたんだからねー』


『言うの遅いよ〜』




「ごめん、ごめん！俺だって言いたかったけどもし断られたらとか心配で、でも今日言うこと決意した。改めてよろしくね」







『大好き。これからもずっと一緒。』

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