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重岡「望、待ってたで」
神山「あ、のんちゃんまた背伸びたんちゃう？採寸せな衣装作られへんな〜」
笑顔でそう言う2人と、
A「望…よかった、出られることになって」
少し涙目でそう言うA。
小瀧「うん、」
A「おかえり」
小瀧「…ただいま」
やっぱり俺の居場所はここしかないな。
ここに俺の居場所はある。
いつでもここにある。
それがほんまに嬉しかった。
A「望、ほら、台本はやく目通して
もうみんな稽古始めてるんだからね
はやく覚えないと」
渡された台本は分厚くて。
自分の配役を確認するために表紙をめくった。
するとそこには…
ロミオ役…小瀧望
小瀧「これ…なんで…」
ゆっくりと顔を上げて、Aの顔を見る。
A「なんでって…
ロミオは望にしかできないでしょ？」
重岡「…ていうかなぁ、あのDVD見せられて他にやれるやつなんておらんやろ」
小瀧「DVD？中学のやつ見たん？」
神山「ロミオとジュリエットやるって決まったから参考に見ようってなって」
重岡「…まぁもともとロミオは望以外には無理や、ってみんな言うてたんやけど」
後ろにいる部員達もみんな頷いてくれている。
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一波(プロフ) - すごく良かったです!含みを持たせていて、今後どういう風にお話が展開していくのか楽しみです!続き読みに行ってきます! (2019年4月16日 2時) (
レス) id: 9b260c34a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひのりーる
| 作成日時：2019年4月4日 22時
