16. ページ17
.
中間「望、部活しんどかったらやめてもええねんで？
仕事、忙しいんやろ？」
小瀧「でも…」
やめたらAとの繋がりがなくなってしまう。
それ以外でAと繋がっている方法なんて…ない…
小瀧「在籍だけは…させてください」
どうしても部活だけは辞めたくなかった。
.
高３の文化祭。
毎年恒例の演劇部の舞台。
仕事は忙しかったけど それだけはどうしても出たくて
どうにか仕事のスケジュールを調整してもらった。
それに今年の演目は
�爛蹈潺�とジュリエット��
これに関してはもう運命としか言いようがないと思う。
ここの高校の演目は毎年ランダムで選ばれる。
せやけどずっと部活に顔を出していなかった俺が舞台になんて立ってもええんやろうか…
ロミオ役なんてもちろんできひんやろうし…
この舞台に立つことが出来るのなら 正直どんな役でも良かった。
…そう思っていたけど、部員たちはそんな俺を暖かく迎えてくれた。
「望先輩出られることになったんですね！！」
「待ってたんですよ、望先輩」
「出られることになってみんなほんまに喜んでます！」
みんながそうやって言ってくれることが、本当に本当にありがたかった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 84人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
一波(プロフ) - すごく良かったです!含みを持たせていて、今後どういう風にお話が展開していくのか楽しみです!続き読みに行ってきます! (2019年4月16日 2時) (
レス) id: 9b260c34a2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひのりーる
| 作成日時：2019年4月4日 22時
