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No.267 ページ22
徹side
今はAが撮影している
全員その姿に息を飲む
最初の方は少し子供みたいに無邪気に
でも、だんだん大人っぽく裏のある顔をする
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
「徹くんは大人っぽくて色気があるから羨ましい...」
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
前に言ってくれたけど、
今は絶対Aの方が色気がある。
髪を結んでいるリボンを解き、ベットに座る
一瞬悲しそうな顔をしたり、楽しそうな顔をしたり
まるで本物かのようなオーラを見せる
ス「はい、OKです！」
カットがかかると、急に赤面するA
「恥ずかしい...恥ずかしい...」
ブツブツと何か言ってるところを見るといつも通り
大人になれきれなくて可愛らしい
徹「おつかれ。」
「徹くんもお疲れ様。やっぱり恥ずかしいね、これ」
徹「新しいAで、結構良かったよ？」
「...そっか。なら、頑張った甲斐があったね」
やっぱり、いつもの可愛い笑顔じゃない
無理した、偽物だ
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作者名：sakura | 作成日時：2020年5月18日 6時
