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No.258 ページ13

Aside




私の良いところその1




二日酔いにならないところ









次に目が覚めると大輝くんの部屋だった









「...おはよう?」









大「夜中だけどな。大丈夫?」









眠っていたのは少しだけだったみたい









「うん、大丈夫。ごめんね、寝ちゃって...」









それに、変な事言ったのかもしれない









ここで私の良いところその2







酔ってる間の記憶がない
(特に素直になった場合は)









今、私は記憶がない

断片的なことしか覚えていないのだ









それはつまり、素直になってたということ

素直に色々喋ったということ









しばらくお酒飲むのやめよ









大「もう今日は泊まってきなよ。」









「そうさせて貰うよ。ごめんね」









大「いいよ、別に。さっきは宇野さん達にとられて
  全然喋れてないし」









そう言いながら私を抱きしめる大輝くん









「今日は甘えん坊だね。」









大「絶対離さないから」









その離さないは、抱き締めたままだと言いたいのか

それとも別なのか









「...私もこのままがいい」









大「それじゃ、絶対離れない。俺のものだ」









「私はものじゃないから!」









今だけでもこうして話させて

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作者名:sakura | 作成日時:2020年5月18日 6時

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