No.54 ページ6
Aside
「ひーちゃん。何かあったの？」
宮「あ、A。」
「なんですか？」
宮「あ〜えっと、(工藤さん私を利用したな...)」
「どうしたの？」
宮「ううん、なんでもない。
昨日、レッスン室とってたのにこなかったから、
何かあったんじゃないかと不安で」
「あ！ごめん連絡し忘れてた...」
宮「なんでもなかったならいいよ。
でも、珍しいね。何か迷い事？」
「な、なんでもないよ！」
宮「え〜ほんとに？」
「ほんとだってば！
ほら、それだけなら戻るからね！」
宮「私も一緒だから、笑」
ひーちゃんまで聞いてくる...
そんなに分かりやすいかな...？
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
「戻りました〜」
颯「怒られなかった？」
「なんとかね」
宮「元々怒る予定じゃないから」
「そうだったね笑」
宮「(なに利用してくれてるんですか？工藤さん。)」
大「(盗み聞きはそっちじゃないですか)」
宮「全く...、やっとですか」
「なにが？」
大「すみませんね、ヘタレで」
「ヘタレだったの？」
宮「遅すぎると言いたいところですが、
特別な事なので、今回は許します。」
「だからなにが？」
大「わー優しいなー宮本さんはー」
「すっごい棒読み！ひーちゃんは優しいでしょ」
宮「っ...私達は別に構いませんが、気をつけてくださ
いね？何かあれば守りますけど」
「今ちょっと最初動揺した？」
大「それについては頼みますわ。
何もない中で最善を尽くしますけど」
「どういうこと？」
宮「頼みましたよ。」
大「頼まれた」
「私を挟んで話してるくせに、無視しないでくれな
い？」
徹「今の面白いな笑」
今日はひーちゃんまでおかしい...
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作者名：sakura | 作成日時：2020年4月6日 18時
