No.95 ページ47
Aside
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「大輝くん。あのね、ファンの皆さんに言うかどうか
なんだけど...」
大「...俺は、Aがやりたいことでいいよ。」
大輝くんは私の考えている事が分かるの？
「...今度のライブ中に直接言えないかなと思って。」
大「なんでそうしたいの？」
「伝えられる人には直接伝えたい。
裏切られたとは思ってほしくないから。それに、
愛される関係になりたいの。私と大輝くんの関係を
受け入れてほしいから、だからメンバーにも私達の
ことについて言い合ってほしいし、隠す事はしたく
ない」
ゆっくりと私を見つめる大輝くん
伝わって。
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大輝side
直接言うのに反対はない
かといって不安がないわけじゃない
もしそのライブ中になにか言われたら？
Aが耐えられても俺が耐えられない
きっと、俺たちの関係を認めてほしいのは
グループとしても、個人でも未来が作れるから
自分のせいでDa-iCEを落としたくない。
俺を落としたくない。
そう思ってるからだろ？
Aは必ず、心配していると言う言葉に自分は入って
ない
これはもう癖のようなものだろう
自分が辛い思いをして周りに被害が出ないなら
そのままで良い
それがAだから
だから不安だけど、その決意を無駄にはできない
大「ハァ、分かった。そうしよう。
明日メンバーも勿論、スタッフさんにも言わない
とね」
頭を撫でると、嬉しそうに笑う
その笑顔を無くさせない
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作者名：sakura | 作成日時：2020年4月6日 18時
