No.69 ページ21
Aside
その後冷たい飲み物を買って、
頭を冷やして一回冷静になる
「うわ〜、なんか久しぶりだなこの感覚...
完璧忘れてた」
まだ、恋というものを一回しか経験した事がない私
今回は、前とはだいぶ状況が違う
「......どうしたものか......」
不安しかない...
この気持ちに気づけたこと、それは凄く嬉しい
でも、その先は？
大輝くんとはどう接していけばいいの？
もし、付き合えたら？
ファンの子は？
「ハァ......ダメだな...私。
こんな考えしかできないなんて...最悪じゃん...」
？「そんなことないと思うけどな〜」
「っ！？浦田さん！聞いてたんですか！？」
浦「勿論全部聞いてた」
「そんな...、でも今日はよくAAAさんに会いますね」
浦「そうなの？あ、宇野ちゃんとか？」
「はい、お世話になりっぱなしです...笑」
浦「俺らにとっては、Aちゃんは全員の癒しだよ〜
また今度ライブ来てよ」
「絶対行きます！楽しみだな〜」
浦「...それで、何に悩んでたの？」
「...素敵なことのはずなのに、マイナスの事ばかり
考えてしまって...笑
嬉しいのに、先のことで怖くて...」
「ダメですよね」なんて笑って見せると浦田さんは
優しく頭をポンポンとしてくれた
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作者名：sakura | 作成日時：2020年4月6日 18時
