No.61 ページ13
Aside
「良いところなんていっぱいあるよ。例えば...
真っ直ぐに見てくれる目とか、本当に楽しい時に
出る笑顔とか。
大輝くん自身が思ってる以上に大輝くんは良い人で
優しくて、才能がいっぱいあって、みんなから頼ら
れてると思う。
自分に素直だから、正直で真っ直ぐで、私はできな
い事がいっぱいで凄いなって驚かされたり、
言いたいことを代弁して言ってくれるから、この人
が近くにいてくれてよかったって思う事はいっぱい
あるな。」
宇「沢山あるね。」
「勿論!みんな良いところだらけだし、大輝くんは
話す機会も多いから余計ね」
宇「じゃ、好きなところは?」
「す、きなところ!?」
宇「あ、恋愛的じゃなくて良いから笑」
「好きなところか〜。
良いところは全部好きだよ?
...難しいかも。というか恥ずかしい///」
宇「可愛いけど!話してみて?」
「...そうだな〜。
...隣にいてくれると、素直になれる気がするところ
かな...だから、最近の大輝くんに何にも言えなかっ
たのかもね。」
それは、もう...
宇「恋なんじゃないのかな...」
「...え..........?」
宇「ごめん、急に言って。恋なんて人それぞれなのに
でも、私はそれを恋とよんでいいと思うけど...
それを決めるのはA自身だよ」
「...うん...」
言い過ぎたかも...
伊「こんなところにいた!
宇野ちゃん、そろそろだよ〜。」
宇「あ、うん!Aまたね」
「...またね!」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
宇「千晃聞いてた?」
伊「ちょっとね。Aは私達とは考え方が違うからね
自分の気持ちをどう受け止めるか、かな...」
宇「二人には幸せになってほしいね」
伊「可愛いAの恋だもん。どんなことでも応援でき
るよ」
私だって、Aのためならね
96人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:sakura | 作成日時:2020年4月6日 18時