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あの2人が休憩室が出て行った後
しばらく接客をしていたが、ジョングク君の姿が見当たらない
もうそろそろ戻ってきてもいい頃だと思うけど…
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チャリンと、聞きなれた音が耳に入り
扉の方を振り返った
『いらっしゃ、っ…い…』
そこには男の人が立っていた
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『ユ、ユンギさん…』
「あ、ここで働いてたんだ」
『どうも…』
ユンギさんは軽く挨拶をすると
店内を見渡し始めた
『どうしました?』
「んー、ジョングクに用事があって来たんだけど、もしかしてあいつ休憩中?」
『ジョングク君なら…今うちのスタッフと話してます』
「あーじゃあ後でいいや」
頭を搔いて店を後にしようとしたユンギさんが
突然その場で止まって、こちらを振り返る
一瞬どきっとしたが顔に出さないように我慢した
「…紙とペンある?」
『へ』
「ジョングクが店に戻ったら連絡してほしいんだけど」
『わっ、わかりました』
エプロンのポケットの中のメモ帳とボールペンを取り出してユンギさんに渡すと
彼はスラスラと慣れた手つきでペンを滑らせた
「はい」
『ぁ、ありがとうございます…!いいんですか』
「何かあったら連絡して」
『っはい!』
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ユンギさんが店を出た後、
その場でメモ帳を開いてみる
綺麗な文字に、自然と笑みがこぼれた
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「ユンギヒョンの番号?」
『っ!!ジョングク君…お、終わったんだね…何話してたの?』
「告白だったので断りました。……それより何でユンギヒョンの番号持ってるんですか」
さらっと告白された事をカミングアウトするジョングク君
全く動揺してない…
むしろ凄く不機嫌そうだ
それに対して私は冷や汗を流しながら
後ろに1歩ずつ後ずさる
『こ、これはたまたま…』
「たまたま拾った紙見てニヤケますか」
『う…』
「まさか…」
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「…ヒョンの事が好きなんですか」
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狐(プロフ) - タピオカさん» アイディアありがとうございます!最近作成しようか迷っていた所でした…。時間があれば是非!ありがとうございます! (2018年3月2日 23時) (レス) id: 0ded4c7b3a (このIDを非表示/違反報告)
v love - 現実になったらいいのに笑 (2018年2月18日 1時) (レス) id: a9472cffab (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 更新楽しみ待っております^^ (2018年2月15日 11時) (レス) id: 35241c8ff2 (このIDを非表示/違反報告)
R - 更新待ってました!!(>_<)これからも頑張ってください!応援してます!! (2018年1月27日 1時) (レス) id: ba2a671ee4 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - やばぱり最高!!!!! (2017年11月26日 22時) (レス) id: 9a28dc2523 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒロ | 作成日時:2017年8月23日 21時