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ジョングク君の大きな手が、






ギュッと私の手を握る









『え、本当に大丈夫なの』









彼の額の汗を見て



さすがに心配になり、





ジョングク君に近づいて
背中をさするが、

彼は私の手を握ったまま離さない。









『お兄さん、そんなに怖い人なの?』






「っ…、普段は優しいんだけど…怒ると…怖い」









彼は一人で抱え込んでしまう性格なのか


「ヒョンを怒らせた…」と自分自信を責めている









『とりあえず、休憩室行こう?』








優しく声をかけると、ジョングク君は弱々しく
「うん…」と返事をした。





























ドアを開けると、すぐにジョングク君が近くにあったソファに腰をかけた







『…手、離してもいい?』





「やだ、何で」








ジョングク君の前にしゃがみこんで、手を離そうとするが

彼はギュッと手に力を入れる









子供みたいで

私の中の母性本能をくすぐってくる









『水持ってくるだけだよ』



「いらない、…………です。」








彼は再び敬語に戻る。

だいぶ落ち着いてきたようだ









「ここに、いてくれませんか…?」








私の手を両手で包み込み、上目遣いで
私を見つめてくる





不意にもキュンと来てしまった自分を殴りたい








『わ、分かった…』






戸惑いながらも返事をすると

ジョングク君は満足そうに笑った






私は、彼の隣に腰を下ろす









『ジョングク君のヒョンはどんな人なの?』



「凄く良い人なんですけど…、
でも女癖が悪くて
たまにトラブルとか起こしてます」









お隣さんと少し似ていると思った


いきなり手を出してきたお隣さんだが

親切にされた日のことは普通感謝にしている。









昨日の事で一気に好感度は下がったが。









「はぁ…俺何しちゃったんだろ…」






頭を抱えている彼を見て、
少し可哀想に思えてくる。






するとジョングク君は思い出したのか



いきなりバッと立ち上がった。





























「…昨日の、」

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設定タグ:BTS , テヒョン/V , ジョングク   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - タピオカさん» アイディアありがとうございます!最近作成しようか迷っていた所でした…。時間があれば是非!ありがとうございます! (2018年3月2日 23時) (レス) id: 0ded4c7b3a (このIDを非表示/違反報告)
v love - 現実になったらいいのに笑 (2018年2月18日 1時) (レス) id: a9472cffab (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 更新楽しみ待っております^^ (2018年2月15日 11時) (レス) id: 35241c8ff2 (このIDを非表示/違反報告)
R - 更新待ってました!!(>_<)これからも頑張ってください!応援してます!! (2018年1月27日 1時) (レス) id: ba2a671ee4 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - やばぱり最高!!!!! (2017年11月26日 22時) (レス) id: 9a28dc2523 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヒロ | 作成日時:2017年8月23日 21時

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