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次の日、バイト先に行く気になれなかったので


店長に休みの連絡を入れた





店長は心配しながらも許可してくれた









『はぁ…』









ため息を一つついて

ベッドに潜り込んで



目を瞑って寝ようとした時だった



















〜♪









携帯の着信音が部屋に響き渡る






重い体を捻ってテーブルの上で震えている

スマートフォンに手を伸ばした
















知らない番号からだ。







不審に思いながらも通話ボタンを押した









『…はい、もしもし』





「あっ、Aさん!」






『え、…誰…』









通話口から、男の人の透き通った声が聞こえる









「ジョングクです。すみませんいきなり電話しちゃって」







『ジョングク君…?』








「はい、店長から教えてもらって…ごめんなさい嫌でしたか?」









声がだんだん小さくなっていっているのが聞こえて思わず笑ってしまう


『全然』と答えると、ジョングク君は安堵のため息をついた



















「…昨日、ヒョンと一緒に帰ってましたけど、あの後大丈夫でしたか?」









ギクッと心臓が跳ねる









『う、ん…大丈夫。ありがとう』





「……いえ、ヒョンの事だから…と思ったんですが」






『ううん、ただ話してただけだよ』









ここは嘘をついて良かったんだろうか









「…Aさん、あの…き」







『…き?』








「…っ何でもないです。じゃあ俺そろそろ戻ります、」






『うん、ありがとう心配してくれて』









ジョングク君は「じゃぁ」と一言断ると








ツーツーと虚しく電話音が部屋に響いた









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設定タグ:BTS , テヒョン/V , ジョングク   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - タピオカさん» アイディアありがとうございます!最近作成しようか迷っていた所でした…。時間があれば是非!ありがとうございます! (2018年3月2日 23時) (レス) id: 0ded4c7b3a (このIDを非表示/違反報告)
v love - 現実になったらいいのに笑 (2018年2月18日 1時) (レス) id: a9472cffab (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 更新楽しみ待っております^^ (2018年2月15日 11時) (レス) id: 35241c8ff2 (このIDを非表示/違反報告)
R - 更新待ってました!!(>_<)これからも頑張ってください!応援してます!! (2018年1月27日 1時) (レス) id: ba2a671ee4 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - やばぱり最高!!!!! (2017年11月26日 22時) (レス) id: 9a28dc2523 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヒロ | 作成日時:2017年8月23日 21時

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