九七#大量更新終 ページ47
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信長は、幕府を再建したいと義昭に力を求められた。それを受け、信長は上洛を果たした。天下は近いと誰もが言った。
生駒吉乃はまた子を孕み、信長の後継ぎが生まれていった。
そして、Aはと言うと
「ふっ、うぇ…痛い…です、母上…っ」
「そうは言われても、信長には厳しくとは言われているんだ、ほら泣くでない。きみ、立派な大人になる為だ」
剣術を奇妙丸に教えていた。だが、竹刀を振り続けると手に豆ができ痛い痛い、と奇妙丸は泣いていた。
「では、母上は……立派ではないのですか？」
どういうことだろうか。Aは怪訝そうに顔を歪めた。
「どういうことだ…？」
「母上も泣いています」
「私は、ここ数年泣くことはなかったと思うが…」
「毎晩、夜にですっ」
Aはピシッと固まった。“毎晩、夜”と言えば
他の足軽達も稽古をしていたが、くっと皆耳を傾けた。
「…あぁっと、…」
冷や汗がだらだらと噴きでるのをよそに奇妙丸はすっと大きな声で言った。
「母上はお馬さんになって父上にぱんぱん叩かれて泣いてます…！やだって言ってました！」
なんかS〇プレイみたいな言い方になってるけど、相当やばいんだけど！？
Aは直ぐに奇妙丸の口を塞いだ。Aに視線突き刺さっていた。
やられた。完全に。
この奇妙丸は策士である。
「もう、泣け！！いくらでも泣いてくれ！！」
「ホント！？奇妙丸くん！」
突如どこからともなく現れた荒川澄香。
「本当です…！」
「お前…いつの間にっ」
「心配してましたけど…熱々で何よりです…えっつぃ先生…」
「死ね」
荒川澄香は相変わらず、にこにこと笑って交わした。すると、あっと何か思い出したように口に出す。
「そう言えば、私…朝日姫っていう名前を貰ったんです…！」
「そうか、よかったな。…ま、後にしてくれ。今は忙しい。奇妙丸、稽古再開する………て、どこいった…！？」
「とっくのまに庭の方に行きましたけど？」
何かあったら俺の所為になるし、仮にも息子だし…探しに行かないと。長い着物の袖を上げて、庭へ降りていった。
そのとき、足軽達は皆Aの生脚を見ていたとかなんとか。
「いやぁ。先生、変わらずえっちいですね〜」
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大量更新終了で通常更新です〜
ありがとうございました！もう少しで続編ですね。
歴史の歯車も進んでいます…！
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大手裏剣(プロフ) - 月夜さん» いえ！こちらこそありがとうございます。10月始めまでには公開出来るように頑張ります！ (2019年9月28日 22時) (
レス) id: 71bd857e36 (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - 大手裏剣さん» あ”あ”あ”(( レスありがとうございます!! 続編、楽しみにしてます^^ 体に気をつけて頑張ってください!! (2019年9月26日 22時) (レス) id: fafc33f615 (このIDを非表示/違反報告)
大手裏剣(プロフ) - 月夜さん» おわわ！！めっちゃ嬉しいです！私も信長様好きです。惚れました。恐らく、近頃続編が公開出来ると思います！楽しみにして下さると嬉しいです！！ (2019年9月26日 22時) (レス) id: 71bd857e36 (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - 一気読みしました!! オリジナルBL読むの初めてだったんですが……………。 どちゃくそ好みでした(( いや、信長様イケメンすぎか。惚れるわ。更新頑張ってください!! 応援しています^^ (2019年9月26日 18時) (レス) id: fafc33f615 (このIDを非表示/違反報告)
大手裏剣(プロフ) - 月希さん» 出来れば…私のボードでお願いします。リクエストはお受けしますよ。 (2019年8月8日 11時) (レス) id: 71bd857e36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大手裏剣
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/oh19years/
作成日時：2018年9月14日 21時
