九四# ページ44
.一応、具体的なものは言ってませんし、これフラグもんじゃないですよね?ね?えっ?ねぇ……?
信長と一つになる。この行為はいつまで経っても、慣れないと思うし、何より怖い。自分が自分でなくなるから。
「ひっ…ん…ぁ、」
「ここがいいか」
信長が奥へ奥へと来る度に快楽を噛み締めるように声が漏れる。
「ぁっあ…っの、ぶ…っふ」
心も身体も熱くて溶けそうだ。離れるわけもないのに、離れたくなくて仕方ない。
目の焦点が狂って、体が可笑しい、脳味噌が痺れるようで溶けそうで、何もかもが甘い。
「A…っ」
「ん…あ゛あ゛っ…のぶながぁ…すき、んっ…ぅ」
その硬くて大きい手も暖かくて愛しい。
自分にだけ見せてくれる目が愛しい。
自分を呼んでくれる、好きだと言う声が愛しい。
全てが何もかもが愛しい。
「嗚呼、愛してる」
.
「あー、声が…」
まだ、日は高いが…お楽しみだった。別に楽しいものでは無いかと思うが。
「あれだけ啼けば、声も出んだろうな」
「っせぇ…万年発〇期」
まあ、身体中に
「信長、ちょっとこっち来い」
動こうにも、アレがあれで動けない為、信長を呼び寄せる。素直に信長はAの前に腰を下ろした。
すると、Aはぐっと信長の首に顔を近付け、ぢぅ、と皮膚を強く吸う。紅くなったソレを見てAは満足した。
「これでおあいこ、な」
「…阿呆か」
Aはへへ、と頬を緩ませていたが信長はバシッと指でAの額を弾いた。
「服を着ろ、変態」
「信長も着てねーだろ。変態はおめーだ」
Aは脱ぎ捨てられた着物を少しずつ、着ていくが、信長はそれをじっと見ていた。
「…なに見てんだよ」
「いつみても
「いーや、俺は普通の身体だ」
「…」
静かな沈黙が訪れた。が、その沈黙が突如破られた。申し出もせず、部屋にある者が入ってきた。
「兄上!帰蝶様!生駒ちゃんが………!!」
お市。信長の妹である。
Aは何とか肌を隠していたが、髪は乱れ、信長は半裸であった。
お市は察して戸を閉じて話す。
「も、申し訳ありません。兄上…、帰蝶様…」
…恥ずかしい。昼間っからなにしてんのとか絶対思われてる。あー、嫌だ。恥ずかしい。
「なんの用だ」
「…生駒が何かあったのか…?」
「
…やや…赤ちゃん……oh......BABY!?今!?
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大手裏剣(プロフ) - 月夜さん» いえ!こちらこそありがとうございます。10月始めまでには公開出来るように頑張ります! (2019年9月28日 22時) (レス) id: 71bd857e36 (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - 大手裏剣さん» あ”あ”あ”(( レスありがとうございます!! 続編、楽しみにしてます^^ 体に気をつけて頑張ってください!! (2019年9月26日 22時) (レス) id: fafc33f615 (このIDを非表示/違反報告)
大手裏剣(プロフ) - 月夜さん» おわわ!!めっちゃ嬉しいです!私も信長様好きです。惚れました。恐らく、近頃続編が公開出来ると思います!楽しみにして下さると嬉しいです!! (2019年9月26日 22時) (レス) id: 71bd857e36 (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - 一気読みしました!! オリジナルBL読むの初めてだったんですが……………。 どちゃくそ好みでした(( いや、信長様イケメンすぎか。惚れるわ。更新頑張ってください!! 応援しています^^ (2019年9月26日 18時) (レス) id: fafc33f615 (このIDを非表示/違反報告)
大手裏剣(プロフ) - 月希さん» 出来れば…私のボードでお願いします。リクエストはお受けしますよ。 (2019年8月8日 11時) (レス) id: 71bd857e36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:大手裏剣 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/oh19years/
作成日時:2018年9月14日 21時