【短編集】上弦＋αには妹弟がいるようです

無礼講の質問時間 ページ29

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産「炭治郎は､証人として呼んだんだ。
　有一郎､カナエ､真菰も同じ理由だよ｡

あとは......杏寿郎､義勇､錆兎､しのぶ､無一郎も同じだね」


し「全員､自身もしくは大切な人を彼らに助けてもらっている........ということですか？」


産「そう。君たちは彼らの優しさを知っているだろう？」


煉「成程 !!!!!」




　納得したと言わんばかりに頷く杏寿郎｡


　発言が終わったことを確認して､炭治郎はゆっくり口を開いた。




炭「鬼の方々は永い間､ずっと人間を喰べていないんですよね..........？」


優「そうだけど」


炭「何百年もの間､どうやって生きていたんですか？」


渚「お菓子を食べてたの！」


錆「菓子...............？」





　“菓子”。そんな回答を誰が予想していただろうか。現に全員が口を半開きにさせたり､目を見開いたり............。



実「どういう事だァ」


凛「どうも何も､本当のことであります｡

　といっても､お菓子は生命維持と嗜好品として摂取しているので今の強さは単純な本人.........いや本鬼の努力の結晶ということになりますが」









　炭治郎は思った。









　妹弟組(この鬼達)って人間食べてないんだよな？









　なのに人を数えきれないほど喰っている上弦と同等の力を持っている............？









　もしかして妹弟組(この鬼達)､実力的には上弦より上なのでは............？









義「.............炭治郎､どうした」


炭「何でもありません!!!!!!」


錆「顔が凄いことになっているぞ...........」









　炭治郎は考えないようにした。









蜜「じゃ､じゃあ私から！えっと....陽くん､その首に巻いてある布は何？凄く素敵！」

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