【ヒロアカ】ヴィラン受け取り係2 (ページ11)

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まずった、最高にまずった。

これはいじるネタができたぞと物間さんはとてもいい笑顔である。

「へぇーー爆豪勝己とはできないんだへーーー」

「うっ、うるさいですねぇ…」

「なにそんなピュアな関係なの？まさか付き合ってる間もあんな漫才みたいな会話してんの？」

「漫才とは失礼なーー」

「実際どうなの？キス何回した？」

「もうなんなんですか！！あっち行ってくださいよ！！」

「何照れてんだよ」

浴衣で蹴り飛ばそうとする私に、私服の物間さんはケラケラ笑ってひょいと避けた。

なんかもう、嫌だ。なんでこんなに小馬鹿にされなきゃならんのだ。

思った私は、近くの子供に聞こえるように、

「あーーーっとこんなところにモノマネヒーローがいるぞーーー！！」

「は？おま、」

テキトーに叫ぶと子供が数人走り寄ってきたので、私はそれを見るとさっとその場を抜け出したのだった。

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