4.思考の速さ ページ5
次の日。
まりあ「おはよっ、センラくん!」
まさかの朝イチで会う相手がコイツ
せ「おはよ、まりあ」
なるべくとりとめのない挨拶をする
まりあ「昨日ね、なんか告白されちゃってさ〜。まだ返事してないんだけどどうすればいいのかな?」
知らねえよそんなこと。
え、何?引き止めて欲しいの?馬鹿じゃねえの
教室へ歩きながら、延々と自慢のような話を聞かされる
ゆ「おっはよー!」
教室に入ると、クラスの女子の大きな声が聞こえた
その子はAの友達のようで、とても仲がよさそう
いい友達がいるみたいで良かった。
まりあ「あーいう大きい声の人きらーい。なんか下品で嫌」
せ「ふーん、そうなんや」
お前よか何倍もマシだと思いながら、適当に相槌を打つ
どうせ隣の席だからこれで終わりじゃないけどな
まりあ「ねえねえ、センラ君!」
ほら来た。なるべく愛想よく
せ「なんやー?」
まりあ「昨日話してた笹田さん?って子、知り合いなの?」
せ「違うで、知らないやつやよ」
とっさに嘘をつく。まりあはその答えに満足したのか、一段と高い声を上げる
まりあ「そうなんだ〜〜!」
まりあ「今日さ、一緒にお昼食べよ?」
せ「ごめん、今日志麻君たちと食べる約束してる」
まりあ「じゃあ私も行く!」
せ「女禁止だから、うん、会話の内容えげつないから」
まりあ「……」
何も言い返してこない。そりゃそうだろうな、これでまだ行きたいとか言い出したらやばすぎだろ
し「センラさんおはよー」
せ「おはよ、志麻君」
し「なーあのAちゃんって子坂田と仲いいな」
せ「……それは心配やな」
まりあ「えー、どうして?」
怪訝そうな顔でこちらを見つめるまりあ。
せ「だってあんな奴に坂田が騙されてると思うと、友達として心配やろ」
まりあ「もーそんなこと言ったらAちゃんがかわいそうだよ〜」
はい俺策士。マジ天才。一回え?って思わせて、実は違って安心させる
お前の考えを誘導するくらい簡単なんだよバーカ
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2千hitとお気に入り登録133人ありがとうございました!
今考えるとセンラさんの性格めっちゃ嫌な奴みたいｗ
もうちょっと素晴らしい方に出来るよう頑張ります
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ぺるはむ - だっちさん» 毎回ありがとうございます……祝っていただけてとても嬉しいです！ (2020年3月15日 19時) (
レス) id: 296fc508a3 (このIDを非表示/違反報告)
だっち(プロフ) - 完結おめでとうございます!!新作も読みにいきますね!!!!!! (2020年3月15日 7時) (携帯から) (レス) id: 7167dc6512 (このIDを非表示/違反報告)
ぺるはむ - イキリチビタヌキの嫁さん» ありがとうｗ名前に目が行っちゃうわｗ (2020年3月14日 20時) (レス) id: 296fc508a3 (このIDを非表示/違反報告)
ぺるはむ - 彩華 ぴあのさん» いつも読んでくださってありがとうございます！センラさんをかっこよく書けていたようで安心しました…… (2020年3月14日 20時) (レス) id: 296fc508a3 (このIDを非表示/違反報告)
イキリチビタヌキの嫁 - 完結おめでとー！ (2020年3月14日 19時) (レス) id: 97832db026 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぺるはむ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/perurisu/
作成日時：2020年2月1日 19時
