五十四話 Murder on Ｄ Street ページ9
乱歩「おお！見て、A！綺麗だよ！」
A「わあ、凄いですね、兄様」
ビー玉を列車の窓に翳し、覗いている乱歩とA。その光景を見ていた敦は
敦(正直驚いた。切符の買い方、改札の通り方ホームの場所本当に何にも分かんないとは…異能力を使わないと、この人何にもできないんだな…)
そう考えていた。すると
A「あ、そろそろ着きますよ」
Aの言葉に引き戻され
敦「あ、うん！」
慌てて返事をし、出口付近へと向かった
〜現場〜
三人が現場に着くといきなり
？「遅いぞ！探偵社」
厳つい怒声が三人を迎えた。しかし乱歩は
乱歩「あれ？君誰？安井さんは？」
見知らぬ刑事に聞くと、その刑事は
？「俺は箕浦、安井の後任だ。本件はうちの課が仕切る事になった。よって貴様と探偵社はもう不要だ」
そう言う箕浦。それを聞いた乱歩は
乱歩「莫迦だなぁ、この世の難事件は須らく名探偵の仕切に決まってるだろう？」
乱歩は揚々と言ったが
箕浦「今日は探偵には頼らない、殺されたのは俺の部下だからな」
敦「え？」
と、敦が声を漏らす。そして、箕浦がブルーシートを外すと胸に三発撃たれた女性が横たわっていた。それを見た乱歩とAは
乱歩「ご婦人か…」
乱歩が帽子を取り、目を閉じた。Aも静かに手を合わせる。そして二人が目を開けると
？「今朝、川を流されているところを発見されました」
若手の刑事が言った。そして箕浦も
箕浦「胸部を銃で三発、殺害現場も時刻も不明弾丸すら発見できない」
乱歩「犯人の目星は？」
乱歩の問いに箕浦は首を振る
箕浦「分からん。職場での様を見ていた限りでは、特定の交際相手も居なかったようだ」
箕浦の返答に乱歩は笑い
乱歩「それってさ、何も分かってないって言わない？」
A「…兄様…」
Aも少々苦笑いだ。だが、事件現場で乱歩が警察を挑発する事等日常茶飯事な為、笑っているだけだった
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りんりん(プロフ) - やっさんさん» ありがとうございます！もしかしたら、幼少期、“あの人”に着させられてたのかもですね♪楽しんでいただけて何よりです (2019年12月27日 0時) (
レス) id: 7fd268645f (このIDを非表示/違反報告)
やっさん(プロフ) - りんりんさん» あらら〜。クリスマス番外編も？アクシデントだらけですね大笑い♪。夢主さんが、サンタクロースのコスチュームが苦手とは笑笑。余談、太宰さん、夢主さんに、書類整理押し付けるな〜。もう一度、カミナリ落としてあげましょうか？←夢主怒怒 (2019年12月26日 22時) (レス) id: fd24bdc7a6 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - やっさんさん» 見てくれてありがとうございます！まだ鏡花ちゃんが出せないと言う事に涙し乍ら描いてました、楽しんでいただけたなら嬉しいです！ (2019年10月31日 22時) (レス) id: 7fd268645f (このIDを非表示/違反報告)
やっさん(プロフ) - はろうぃん番外編、ロクでもないですね。太宰さんの迷惑製造機ぶりも全開。爆笑〜♪♪。 (2019年10月31日 21時) (レス) id: fd24bdc7a6 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - 楓さん» ありがとうございます！コメント，嬉しいです！これからも頑張って行くので，よろしくお願いします！ (2019年10月24日 1時) (レス) id: 7fd268645f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんりん | 作成日時：2019年10月14日 21時
