五十三話 Murder on D Street ページ8
春野「凄いですよね、超推理、使うと事件の真相が瞬時に分かっちゃう能力なんて」
春野がそう言ったのを始めとし、次々と社員が乱歩を讃え始めた
国木田「探偵社、いえ、全能力者の理想です」
国木田でさえも乱歩に称賛の声をかけた。それを聞いた乱歩は
乱歩「当然だね」
A「はい、流石兄様です」
Aも乱歩を褒める。すると
乱歩「もう可愛いなぁ!Aは!流石は僕の妹だよね!」
そう言い、先程より強くAを抱きしめた。その時
国木田「小僧」
国木田が敦を呼んだ
敦「はい」
敦が国木田の方を向くと
国木田「此処の片付けはいいから、乱歩さんにお供しろ。現場は列車で直ぐだ。Aも一緒に行ってくれ。此処の地理は、Aが一番理解しているし、乱歩さんの手伝いも頼みたい」
それを聞いた敦は
敦「僕が探偵社助手ですか!?そんな責任重大な!Aちゃんはまだしも…」
それを聞いた乱歩は
乱歩「まさか!二流探偵じゃあるまいしだから助手なんていらないよ」
と、敦に言う。それを聞いた敦は
敦「じゃあ僕は何を?」
そう言うと乱歩はさも当然、と言った様に
乱歩「ほら僕、列車の乗り方分かんないから」
そう言った。一方のAは国木田に
A「国木田さん、最近仕事が多い気がするのですが気の所為ですか?」
と、若干黒い笑顔で言っていた。それを見た国木田は
国木田「す、すまん…谷崎兄妹も居ないし、太宰も仕事をしないと言う状況で…」
冷汗をかき乍ら言う国木田。だが
A「その分が私に全て?」
国木田「いや…小僧に任せる訳にもいかんし…賢治もやるにはやるが報告がアレだ…乱歩さんは…やれるのは俺とAくらいでな…」
言い訳がましく言っているが、Aの黒い笑みは消える事は無かった
A「未成年にこの量の仕事させれば、ブラック企業ですよ」
訴える気満々と言う雰囲気のまま乱歩達の元へ歩いて行った
その後の国木田は
国木田(…今度Aに休みを与えねば…)
そう考えていた
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りんりん(プロフ) - やっさんさん» ありがとうございます!もしかしたら、幼少期、“あの人”に着させられてたのかもですね♪楽しんでいただけて何よりです (2019年12月27日 0時) (レス) id: 7fd268645f (このIDを非表示/違反報告)
やっさん(プロフ) - りんりんさん» あらら〜。クリスマス番外編も?アクシデントだらけですね大笑い♪。夢主さんが、サンタクロースのコスチュームが苦手とは笑笑。余談、太宰さん、夢主さんに、書類整理押し付けるな〜。もう一度、カミナリ落としてあげましょうか?←夢主怒怒 (2019年12月26日 22時) (レス) id: fd24bdc7a6 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - やっさんさん» 見てくれてありがとうございます!まだ鏡花ちゃんが出せないと言う事に涙し乍ら描いてました、楽しんでいただけたなら嬉しいです! (2019年10月31日 22時) (レス) id: 7fd268645f (このIDを非表示/違反報告)
やっさん(プロフ) - はろうぃん番外編、ロクでもないですね。太宰さんの迷惑製造機ぶりも全開。爆笑〜♪♪。 (2019年10月31日 21時) (レス) id: fd24bdc7a6 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - 楓さん» ありがとうございます!コメント,嬉しいです!これからも頑張って行くので,よろしくお願いします! (2019年10月24日 1時) (レス) id: 7fd268645f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんりん | 作成日時:2019年10月14日 21時